怖モテとぅいんくるを初めて聴いたとき、名前のインパクトに「どんな強面ユニットなんだろう？」って身構えたんだけど、実際に流れてきた音は意外とポップでキャッチー。でもそこにほんのり毒が混じっていて、「なるほど、こういうことか！」ってすぐにハマってしまった。特に「サイバーウイルス」は衝撃で、エラーコードとか感染とか、歌詞だけ見るとちょっと不気味なんだけど、曲としてはすごく耳に残るし、思わず口ずさみたくなる。まるで現代のモヤモヤを、ポップにデコレーションして渡してくれるみたいで、妙に共感してしまった。

一方で「悪態ヤンキー©︎」なんかはタイトルからして笑ってしまうんだけど、実際聴くとただのふざけじゃなくて、自分の中の反発心とか拗ねた気持ちを代弁してくれるような不思議な曲だった。ちょっと笑えるのに、なんだか心に刺さる。こういうギャップにやられて、気づけばリピートしてる。

ライブや配信での二人も、ただ歌ってるだけじゃなくてキャラが立ってて、観ていると自然とこちらまで楽しくなってくる。怖モテとぅいんくるの魅力は、かわいさと毒っぽさのバランス感覚にあるんだと思う。聴くたびに「またやられた！」って思わせてくれる、そんな中毒性のあるユニットです！