高校生の自分にとって「音楽って、こんなに近くていいんだ」と思わせてくれる時間になりそうだと感じています。SNSや動画で知った川原さんの歌は、最初は静かでやさしい印象だったのですが、聴いているうちに歌声の芯の強さや、言葉の一つ一つに込められた気持ちが伝わってきて、気づいたら引き込まれていました。

J-POPやR&Bを取り入れた楽曲は、難しすぎず、でも軽すぎないちょうどいい距離感で、学校帰りや夜に一人で聴くと心に残ります。特に『愛もかわらず』のような曲は、恋愛だけじゃなくて、友達や家族、自分自身との関係についても考えさせられて、「自分の気持ちってこれかも」と思える瞬間があります。高校生の今だからこそ、素直に響く部分が多い気がします。

弾き語りライブという形もすごく魅力的で、ギターと歌だけだからこそ、誤魔化しがきかないし、歌っている人の本当の気持ちが伝わってくる感じがします。川原さんはイラストレーターとしても活動していて、CDやグッズのデザインまで自分で手がけているところも、「好きなことを全部大事にしていいんだ」と思わせてくれて、進路や将来に悩む自分にとって勇気になります。

歌うことだけじゃなく、表現することを楽しみながら続けてきた人のライブだからこそ、『Hikikatari vol.15』は特別な時間になると思います。音楽が好きな人も、ちょっと疲れている人も、きっと何かを持ち帰れるライブです。高校生の自分も、川原光貴さんのこれからの活動を応援し続けたいと思います。