「本物の音楽好き」に届くハイセンスな楽曲達
水都音楽祭2022 オンラインオーディション【オールジャンル 予選A-1】
開催日: 2022/07/16
はじめてレポート書きます。後輩がやってるバンドです。
ミステリアスでスタイリッシュなブランド感と繊細で緻密なアレンジと美しい歌声にすっかり虜になってしまいました。
他の方も書いていますが、多彩なジャンルを綺麗に混ぜ合わせているところが本当に秀逸です。
自分は小さいメディアのライターをやっておりいろいろなアーティストを目にする機会が普通の人より多いと思っています。
「様々なジャンルを混ぜ合わせた唯一無二の」という枕詞がバンドのホームページのバイオグラフィー上に並ぶようになって久しいですが、大抵が大物アーティストの模倣か、単純に複数のジャンルを組み合わせただけ(混ぜ合わせてはいない)で結局どっちつかず、というケースをしばしば見てきました。
「メタルコアとアニソンの融合」と謳っているにも関わらず、ただAメロでメタルコア、サビでアニソンをやっているだけというのは混ぜ合わせたことになるんでしょうか?純粋なアニソンリスナーはそれを抵抗なく聞けるんでしょうか?といった具合に。
そんな中、One Eye ClosedはR&B、hiphopといった西洋のアプローチから、Jロック、Jポップにみられる邦楽特有のエッセンスを綺麗に混ぜ合わせ、違和感なく一つ一つの曲が仕上げられています。
ファーストアルバムのCainの時は、R&B、hiphopとエモ・スクリーモ成熟期特有の粗さがあるハイセンスな曲ばかりで度肝を抜かれました。
この時点では例えばJポップフォロワーに訴求するにはダークで少し影が強い作風でしたが、新人としてこのジャンルの昇華度合い、歌唱力と演奏技術に界隈ではちょっとした話題になったのを覚えています。
次のAbelからは前作の良さはそのまま引き継ぎ、よりキャッチーで耳なじみの良い楽曲が出そろったことでさらなる実力を明示したと感じました。初のMV「Monster」もしっかりと楽曲の世界観を映像美で見せつけていて最高でした。
もっと再生数伸びてもいいのでは?(笑)
トラックを詰め込み、フラクタルなどを用いた人造感溢れるサウンドが「最先端」としてインディーのメタルコア・ラウドミュージック界隈でもてはやされていた時に、
ある種の古き良きバンドサウンド感と荒削りな熱量、それらのアナログ要素を近代的なスタイリッシュな編曲、演奏でとりまとめられた楽曲はまさにハイセンスとしか言いようがなく、他の方も書いている通り年代を選ばずあらゆる「本物の音楽フォロワー」に届く素質を持っていると思います。
さっさと有名になってください(笑)
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