「エモい」なんて言葉もだいぶ使い倒されてきた昨今だけど、Too Leap Bunnyの曲を聞いた時に魂が揺さぶられるような言い表しようのない感情はまさに本質的にエモーショナルである言える。

エモいをネット検索すると───

「エモい」の意味は簡単にいうと「心が揺さぶられて、何とも言えない気持ちになること」。 「エモい」とは、ただ単に、嬉しい・悲しいという気持ちだけではなく、寂しい・懐かしい・切ないという気持ちや感傷的・哀愁的・郷愁的などしみじみする状態も含んでいます。

───という文章が出てくるのだが、私がToo Leap Bunnyの曲を聴いて感じるのはまさにこういう事なのである。

まだ結成されてから日もそんなに経っておらず、メンバーも若いなりに音作りへのこだわりが随所から感じ取れるのも面白い。

各種サブスクで配信されている音源を聴いてみてもそのバランスの良さやクオリティの高さなどとても駆け出しのインディーズバンドとは思えない程だ。

ライブも都内を中心に精力的に行っているのでお近くの方は是非ライブを体感してみてほしい。やはり生音にかなうものはないし、その楽しさに夢中になると思う。

今でこれだけのものを出せるのだから、これから経験値を増やしもっと音楽に集中できる環境に身を置けたらどれだけ質の良いロックを世の中に届けられるだろう。

若く青い今の勢いのあるToo Leap Bunnyも、この先を見てみたいと思う期待値も、きっといい意味の裏切りで私達を楽しませてくれるに違いない。

思いを伝える音、誰かに寄り添う歌詞、きっと誰かの何かのきっかけになる。

もっと広い世界へ飛び立つことのできる音楽なのは間違いないと思う。予選を勝ち上がり沢山の人にToo Leap Bunnyの音楽が届きますように。