このライブは、いわゆるイベント感が強いものとは少し違う気がします。

川原光貴の「Hikikatari」は、静かに始まって、いつの間にか深く入り込んでしまうような時間なのかなと思っています。

弾き語りだけのステージなのに、物足りなさは一切なく、むしろ余計なものがない分、歌がまっすぐ届いてくる方です。

毎回セットリストが変わるということもあり、何が聴けるか分からない楽しさがあります。

知っている曲も、初めて聴く曲も、その日限りのアレンジで演奏されるので、音源とは全く違う表情を見せてくれるのではないでしょうか。
河原さんの曲には
懐かしさを感じる場面もあれば、今の気持ちがそのまま音になったような曲もあります。

聴く側が自分のペースで音楽と向き合える空気感があると思います。

会場限定のアイテムやフードも、このライブの楽しみです！

ライブが終わったあとも余韻が続くような仕掛けがあって、家に帰ってからもその日のことを思い出せる様なイベントかなと思っています。

ポイントカードという仕組みも、通う楽しさにつながります。

積み重ねを大切にしているライブではないでしょうか？
3ヶ月に一度というペースも絶妙で、次はどんな夜になるのかを自然と考えてしまいます。
12月24日の「Hikikatari vol.15」は、クリスマスイブを静かに、でも確かに彩ってくれるライブになると