予選Bブロックのラインナップを見て、思わず嬉しくなってしまいました。 このブロック、偶然なのかもしれませんが、とっても素敵な「R&B」テイストの曲が多く揃っていたんです！普段からブラックミュージックやシティポップを好んで聴く私にとっては、まさに「当たり」のブロックでした。

まず、「狐の嫁入り前」さん。 以前、別のイベントでもお見かけしたのですが、やっぱり素敵です。 甘い男性ボーカルの声と、ゆるくてふわふわとした浮遊感のあるトラック。 「晴天にももちろん似合いそう」なんですが、個人的には、雨の日に家の中で、コーヒーを淹れてゆったりと聴くのが最高に贅沢な時間になりそうです。

そして、「Ruvi」さん。 こちらはバンドスタイルのR&Bで、すごくおしゃれでした！ ボーカルの方の歌い方が、すごく「けだるげ」なんです。正直、テクニック的に完璧に上手い！というタイプではないのかもしれません。でも、だからこそ飾らない「等身大」の魅力があって、スッと心に入ってきました。 ギターのカッティングもメロウで心地よくて…。 もっと聴きたいと思ってInstagramを覗いてみたら、なんとつい先週「解散」されたとのことで…すごくショックです。でも、この素敵な音楽を残してくれたことに感謝したいですし、また別の形でも音楽を続けてほしいなと願っています。

「SEASIDE SHEEP」さんも最高でした。 きのこ帝国さんを彷彿とさせるような、ふわふわとした浮遊感のある歌声。 夜の海辺を漂っているような、少し寂しげでロマンチックなサウンドなんですが、そこにファンクっぽいギターが入ってくるのがかっこいい！ 男女ツインボーカル（？）の奥行きや、途中で入る転調のセンスも抜群で、聴いていて飽きません。

他にも、最近っぽいポップロックでエモーショナルな歌声がかっこいい「ざわちゃん」さんや、四つ打ちのビートが心地よい切なさを運んでくれる楽曲、そして爽やかで切ないポップバラードを聴かせてくれた「影夏」さん。 影夏さんの声は、大人の女性のようでもあり、少女のようでもあり…不思議な魅力がありました。

おしゃれで、切なくて、心地よい。 そんな素敵な音楽に浸れた、幸せな時間でした。