今回の全国決勝で、うるう微積分学さんのステージを見ることができました。最初の音が流れた瞬間、6人の声が重なって一つの景色みたいに広がって、思わず息を飲みました。曲が進むにつれて、声の重なり方や強弱のつけ方に自然と引き込まれて、あっという間に終わってしまった気がします。

つねさんのリードボーカルは落ち着いていて聞きやすく、さあやさんやまいやんさんの声が入ると、ふんわりした温かさが加わります。ゆうしさんやとださん、ざっきーさんの声が低音や中音を支えていて、全体のバランスがすごくよく感じられました。音が重なり合うところは鳥肌が立つくらい綺麗で、聴きながら思わず体もリズムに合わせてしまいました。

ステージを見ていると、6人の息遣いや表情がとても自然で、仲の良さや日々の練習の積み重ねが伝わってきました。特に曲の盛り上がる部分では、声の波が会場全体に届くようで、みんなで一緒に音を作っている感覚がありました。

演奏が終わった後の拍手も大きくて、観客も一緒に楽しんでいるのが感じられました。うるう微積分学さんの歌声は、ただ綺麗なだけでなく、聴く人の気持ちにそっと寄り添ってくれる力があると思います。次のライブも絶対に観たいし、これからもずっと応援していきたいです。