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久しぶりに触れて確信した、柴田ヒロキの今とこれから

アルティカセブン【東京】 柴田ヒロキ

いきぬきせんと~ 奥村慎也×柴田ヒロキ 2マン編

開催日: 2026/01/16

今回のレポートテーマを見たとき、真っ先に思い出したのが柴田ヒロキでした。以前に一度だけライブを観たことがあり、そのときも好印象は残っていたのですが、正直なところ日常に追われる中で、じっくり追いかけるところまでは至っていませんでした。だからこそ、今回あらためて触れる機会を得て、「あのとき感じたものは間違っていなかった」と静かに確信する時間になったと思います。


久しぶりに向き合った柴田ヒロキのステージは、以前よりもぐっと近く感じられました。音や言葉が前に出すぎるわけではないのに、自然と耳と気持ちが引き寄せられていく感覚がありました。無理に盛り上げようとしない姿勢が、かえってこちらの集中力を高めてくれるようで、一曲一曲を丁寧に受け取ることができたと思います。派手さではなく、積み重ねてきた時間の重みのようなものが、音の端々から伝わってきました。


特に印象的だったのは、歌い方や間の取り方に漂う余裕です。以前に触れたときよりも、表現がしなやかになったように感じました。力を込める部分と、あえて抜く部分のバランスが心地よく、その揺らぎが人間味として伝わってきます。聴いている側も構えずにいられて、気づけば自分の感情と重ねながら聴いていました。こうした自然な共鳴は、簡単に生まれるものではないと思います。


また、ステージ全体から感じられる落ち着きの中に、確かな熱が宿っているのも魅力だと感じました。表に出る熱量がすべてではなく、内側でしっかり燃えているからこそ、音に説得力が生まれるのだと思います。観終わったあとに強い疲労感が残るというより、心の奥が静かに満たされるような感覚があり、その余韻が長く続きました。


今回あらためて柴田ヒロキに触れてみて、以前は気づききれなかった魅力が、今になってはっきり見えた気がします。タイミングが違えば、受け取る印象も変わるのだと実感しましたし、今の自分だからこそ響いた部分も多かったと思います。これからどんな表現を重ねていくのか、どんな場所でどんな音を鳴らしていくのか、想像するだけで楽しみが広がります。


一度離れていた視点だからこそ、再確認できた良さがありました。今後は、ただ名前を知っている存在ではなく、自然と動向を気にかけてしまう存在として、柴田ヒロキを見続けていきたいと思います。今回のテーマが、そのきっかけを与えてくれたことに、素直に感謝したい気持ちです。


 

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