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【予選C-2】Movie Grand Prix vol.23

開催日: 2026/02/07

予選C-2という場所は、他の激戦区とは一線を画す、どこか都会的で洗練された「静かなる意志」を感じる不思議なブロックでした。全体的にどこか謎めいた、少しミステリアスな雰囲気が漂っていて、一つひとつの作品が深い霧の向こう側でそっと優しく光っているような、そんな独特な引力がありました。kitsune no yomeiriさんがトップという結果になりましたが、このブロックに並んだJ-YORKさん、アピロリズムさん、De-Vaさん、そしてRISING DREAMSさんの誰一人として、既存の枠に収まりきらないような、キラリと光る独自の「個性」を放っていましたね。


あまりに謎めきすぎていて、どこがどう良かったのかを具体的な言葉にするのは少し難しいのですが、だからこそ「次は何を見せてくれるんだろう」という、中身のわからない闇鍋をつついている時のような、ドキドキするワクワク感がありました。自由なスタイルで、自分たちの信じる道を迷いなく、あるいは試行錯誤しながら進んでいるその姿は、観る側の感性を程よく、そして心地よく刺激してくれます。特定の誰かを過剰に持ち上げるのではなく、このブロック全体に漂っていた「何でもあり」なエネルギーそのものが、このイベントの深みや面白さを象徴していた気がします。


昨日のようなこの冬一番の寒さを記録する夜に、こうした正体不明で、でもどこか愛おしい情熱に触れられたことは、私にとって非常に新鮮で忘れがたい体験となりました。洗練されているようでいて、どこか泥臭い人間味も感じられる、そんな不思議なバランスがたまらなく魅力的でした。完璧な答えを提示されるよりも、こうした「問い」を投げかけてくるような表現に、私は強く惹かれます。


今回の結果を一つのきっかけとして、皆さんがまた新しい「謎」や「驚き」を私たちリスナーに提示してくれるのを、少し離れたところから楽しみに待っていたいと思います。音楽という形のないものが、これほどまでに多様な色を持って目の前に現れる楽しさを、改めて教えてもらったような気がします。

投稿者

宇沢

2026/02/10 17:52

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