私が中学生の目線で一番印象に残ったのがキャラメルフェザーさんのステージでした。正直に言うと、見る前は「前衛的って書いてあるし、難しくて分からないかも」と少し不安でした。でも、ステージが始まった瞬間、その気持ちはすぐになくなりました。

エレキギターの音に合わせて、フラメンコシューズでリズムを刻む姿がとてもかっこよくて、最初から目が離せませんでした。音楽の授業や普段聴いている曲とは全然違うのに、不思議と体が自然にリズムを感じていました。難しい音楽というより、「見ていて楽しい」「ワクワクする」という気持ちの方が強かったです。

特にすごいと思ったのは、音だけじゃなくて動きも音楽の一部になっているところです。ギターの音と足音が合わさることで、ひとつの作品みたいに感じられて、「音楽ってこんな表現もあるんだ」と新しい発見がありました。中学生の自分でも分かりやすく楽しめたのが、本当にすごいと思います。

会場の雰囲気も明るくて、初めて観た人でも楽しめるステージだったと思います。「世界中の人を喜ばせたい」という気持ちが、そのままパフォーマンスに出ていて、観ているこちらまで元気になりました。これからもっといろいろな場所で活躍して、たくさんの人を笑顔にしてほしいアーティストだと思います。