彼女の魅力は、音楽だけでは語りきれない。
どんなときでも“自分のことば”で話し、“自分の目線”で世界を見つめる。その姿勢に、私は何度も救われた。SNSやMCでふと見せる等身大の言葉たちは、決してきれいごとじゃない。でも、その中に必ず“他人への思いやり”がある。

彼女の音楽が好きな理由は、そのまま彼女の“人としての在り方”にあるのかもしれない。誰かのために書いた曲でも、自分の痛みから生まれた言葉でも、聞く人それぞれが「これは自分のことだ」と思える不思議な共通点がある。それは、彼女が“世界とまっすぐ向き合っている証拠”なんだと思う。

創作というのは、時に孤独だ。何かを生み出すって、痛みを伴うこともある。
それでも彼女は、音楽という形でその想いを届け続けてくれる。その強さとやさしさは、同時に持てるものじゃないと私は思っていたけれど、彼女はその両方を持っている。たくさんのアーティストがいる中で、彼女が特別なのは、“信じられる”から。音楽性も、言葉も、そして人柄も。彼女の生み出すものすべてが、まっすぐに心を打つ。だから私は、これからもずっと、彼女の音楽を信じていきたい。