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ライブハウス代々木Barbara【東京】 二丁目のルージュ

エマージェンザ・ジャパン2026東京予選第1戦

開催日: 2025/12/13

ついに幕を開けた「エマージェンザ・ジャパン2026」。その記念すべき東京予選・第1戦を現地からレポートします。会場となったライブハウスは、開演前から独特の緊張感と、サポーターたちの熱い期待感に包まれていました。世界大会へと続くこの長い道のりの第一歩を、どのバンドが踏み出すのか。観客の視線も真剣そのものです。
トップバッターが音を鳴らした瞬間、空気は一変しました。第1戦からこれほどレベルが高いのかと驚かされるほど、各バンドの個性が爆発。エッジの効いたロック、心に染み入るポップス、そして独創的なパフォーマンス。ジャンルの垣根を超えた「音楽の総合格闘技」がそこにありました。特に印象的だったのは、ステージ上のアーティストと観客の距離感です。エマージェンザ特有の挙手投票というシステムが、会場に一体感を生み出し、一音一音に対する反応がダイレクトに伝わってきます。
中盤、激しいパフォーマンスで会場を揺らしたバンドは、まさに「ライブハウスの魔物」を味方につけたような勢いがありました。一方で、繊細なメロディで聴衆を静まり返らせたユニットも、確かな爪痕を残していました。各演者が「この5分、10分にすべてをかける」という気迫に満ちており、単なるコンテスト以上のドラマを感じずにはいられません。
結果発表の瞬間、歓喜と悔しさが交錯する光景もまた、エマージェンザの醍醐味です。勝ち抜いたバンドも、惜しくも届かなかったバンドも、この日のステージで見せた輝きは本物でした。2026年シーズンの伝説は、まだ始まったばかり。次戦以降、どのような才能がこの東京予選を彩るのか、期待に胸が高鳴る一夜となりました。


 

投稿者

cuetron

2025/12/18 08:34

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