スクロールしている指が、ふと止まる瞬間があります。InstagramでKuLUさんの投稿を目にしたときが、まさにそれでした。派手な演出や強い言葉があるわけではないのに、不思議と目を引かれる。

画面越しでも伝わってくる、まっすぐさと丁寧さが印象に残りました。

KuLUさんのInstagramは、単なる活動報告の場ではなく、歩んできた時間の記録のように感じます。一つひとつの投稿から、今この瞬間を大切にしていることが伝わってきて、見ている側も自然と応援したくなります。

更新を重ねていく中で、少しずつ成長していく姿が見えるのも魅力のひとつです。

セミファイナルまで進んだ今、その積み重ねがしっかりと形になっているように思います。特別なことを誇張するのではなく、日常の延長線上に音楽があり、その延長として今の場所に立っている。そんな印象を受けます。だからこそ、無理がなく、見ていて安心感があります。

KuLUさんの姿勢はとても誠実です。結果だけを追い求めるのではなく、過程を大事にし、応援してくれる人との距離感も近い。Instagramのコメントや雰囲気からも、その人柄がにじみ出ています。応援される理由は、音楽だけでなく、こうした姿勢そのものにあるのだと思います。

高校生という立場で、ここまで自分たちのペースを崩さずに進んできたことは、簡単なことではありません。周囲の情報があふれる中でも、自分たちのやるべきことに集中し、発信を続けてきた。その積み重ねが、今のセミファイナルという舞台につながっているのだと感じます。

これから先、さらに注目される場面が増えていくかもしれませんが、KuLUさんには今のままの空気感を大切にしてほしいと思います。Instagramで見せてくれる自然体の姿、その延長線上にある音楽こそが、KuLUさんの強さです。セミファイナルのステージでも、その積み重ねてきた想いが、しっかりと伝わることを心から応援しています。