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『ふぅーぅフェス 周南発アコースティックサーキット』

開催日: 2026/01/25

 「ふぅーぅフェス 周南発アコースティックサーキット」というタイトルにまず惹かれました。街に音が溶け込む温かな舞台。ここでまつだはるみさんが奏でる旋律は、単なる音楽の披露を超えて、一人の女性が「自分自身を取り戻し、肯定してきた軌跡」を巡る、非常に尊い物語の最新章として私たちの心に届くはずです。1987年生まれの彼女が、幼少期から抱え続けてきた人見知りやステージへの恐怖。それは大人になれば誰もが一度は直面する「社会や自分との摩擦」そのものであり、彼女が2010年からの数年間、あえて音楽を離れて人間力を磨く道を選んだことは、遠回りのようでいて、表現者としての深みを醸成するために必要不可欠な、誠実な「空白」であったのだと感じます。


特に今回の周南という場所でのステージは、彼女にとって特別な意味を持つはずです。2012年に下関という山口の地へ移り住んだことが、彼女の心の鎧を解き、再び音楽へと向かわせる転換点となった。山口は、彼女が「自分はここにいてもいいのだ」という確信を得た、いわば再生の地です。その山口で開催されるアコースティックフェスにおいて、かつて震えていた少女が、プロの音楽家として堂々とステージに立つ。この「帰還」とも呼べる巡り合わせに、一人の大人として深い敬意を抱かずにはいられません。オーボエ、ピアノ、声楽という多彩な素養に、音楽療法で培った「人の心に触れる視点」が加わった現在の彼女の音は、技術を超えて、聴き手の内側に優しく、けれど強固な「在処」を示してくれるでしょう。


2024年7月に株式会社SOUNDNAUTSへの所属を果たし、まつだはるみという物語は今、プロフェッショナルとしての新たな地平へと踏み出しました。これまでの葛藤や、音楽から離れた日々さえもすべて音の彩りへと変え、彼女はここからさらに多くの「孤独な誰か」を救う存在へと進化していくに違いありません。周南の街に響く彼女の音は、完成された過去の披露ではなく、未来に向けて放たれる希望の産声です。どうか、これまでのすべての経験をその一音に込め、まつだはるみにしか描けない、優しくも凛とした世界を提示してください。あなたの歩んできた道のりは、間違いなく正解だった。その証明となるような、圧巻の「ご自愛」のステージを心から楽しみに、そして応援し続けます。

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