「世界に刺さるアグレッシブバンドとは!?」というタイトルを見たとき、最初は「激しくて怖い感じなのかな？」なんて思っていました。でも、ALLiCAの皆さんのトークとライブ映像を観て、その考えは一瞬で吹き飛びました。私たちが今、一番必要としていたのは、この「痛いくらい真っ直ぐな熱量」だったんだって気づかされました。

まず衝撃だったのが、年間100本というライブの数。私たち高校生にとって、1年間に100回も何かに全力投球するって、想像もつかないくらい過酷なはず。それを当たり前のように、しかも全国各地を飛び回って続けているALLiCAの皆さんのタフさ。 「現場で叩き上げられた音」ってこういうことなんだ、と納得しました。画面越しでも伝わってくる音の圧力と説得力は、間違いなくその100本のステージ一回一回が積み重なってできた「本物の証」でした。

ボーカル・魁-KAI-さんの歌声は、一度聴いたら耳から離れないどころか、心の中に土足で踏み込んでくるような強烈なパワーがありました。 ALLiCAのテーマである「生きとし生けるもの全ての『在処』を探し続ける」という言葉。学校の教室やSNSの中で、どこか浮いているような気がして「私の居場所ってどこ？」って不安になる夜、魁-KAI-さんの叫びは「ここがお前の居場所だ！」って強引に手を引いてくれるような優しさがありました。綺麗に整えられた音楽じゃなくて、感情が溢れ出しているようなあの歌声に、JKの私はガチで救われました。

番組を通して感じたのは、ALLiCAの言う「アグレッシブ」は、ただ攻撃的なだけじゃないということ。それは、聴いている人の心に風穴を開けて、そこに光を届けるための「愛」なんだと感じました。 令和最初のライブバンドとして、これからのライブハウスシーンを、そして世界を牽引していくのは、間違いなくこういう「嘘のないバンド」なんだと確信しました。

 ALLiCAの皆さん、最高に「刺さる」時間をありがとうございました！ 「明日も頑張ろう」じゃなくて、「明日も足掻いて生き抜いてやろう！」って思わせてくれる、最強のパワーをもらいました。

いつか絶対にライブハウスで、生のアグレッシブを全身で浴びたいです。世界へ羽ばたいていくALLiCAを、これからも全力で応援します！