OTONOVA二次予選通過、誠におめでとうございます。

中学1年生という若さでこのステージに立ち、見事に結果を残されたことは、本当に素晴らしく、大きな意味を持つ一歩だと感じています。折井姫月さんがこれまで積み重ねてきた時間と想いが、確かに評価され、音楽を愛する気持ちが多くの人に届いた証だと思います。

小さい頃から歌が大好きで、小学5年生頃からアコースティックギターに触れ、自分の声と向き合いながら音楽を続けてきたこと。その歩みは決して派手ではなくとも、とても誠実で、歌うことそのものを大切にしてきた姿勢が伝わってきます。中学生になる春休みからTikTokやInstagramに弾き語り動画を投稿し始めたという行動力も、今の時代において自分の表現を外へ届ける大きな力になっています。画面越しであっても、姫月さんの歌声には真っ直ぐな想いがあり、聴く人の心に自然と入り込んでくる魅力があります。

現在、地元山梨や隣県のイベント、ライブハウスで歌っているという点も、とても大切な経験だと思います。実際に人の前で歌い、空気を感じ、拍手や視線を受け止めながら音楽を届けることは、シンガーソングライターとしての土台を確実に強くしてくれます。さらに、2025年10月に開催された山梨のU-18ボーカル選手権でグランプリを獲得された実績は、姫月さんの歌唱力と表現力が客観的にも高く評価されている証です。その経験が今回のOTONOVA二次予選通過にも、確実につながっていると感じます。

「自分の歌を聞いてくれた人を元気にしたい」という想い、そしてそんな歌を作って歌えるシンガーソングライターになることを目標にしている姿勢は、とても純粋で、同時にとても強いものです。音楽を通して誰かの心に寄り添いたいという願いは、年齢に関係なく、聴く人にしっかりと伝わります。だからこそ、今回の二次予選通過はゴールではなく、姫月さんの夢へと続く大切な通過点だと思います。

これからさらに多くのステージや出会いを重ねる中で、歌も言葉も、より深く、より自由に広がっていくはずです。OTONOVAという舞台を通じて、折井姫月さんの歌がより多くの人に届いていくことを心から楽しみにしています。改めて、二次予選通過、本当におめでとうございます。