Elizabeth.eight（ベスハチ）のライヴを初めて見てから、ずいぶん月日が経った。

一目見て、全てがカッコ良いと釘付けになり、でも私は、その圧倒的なパフォーマンスが眩しすぎて、情けなくも腰が引けてしまい、ライヴに行くことをしばらくためらっていた。

そんな中で、Gt.深見Vさんの一時脱退やVo.ミワユータさんの入院、コロナといった出来事があり、いつでも行けると思っていたことは、ただの思い込みと気付かされた。

そこからは、行ける状況のライヴにはできるだけ足を運ぶようにし、その度に励まされ、時には奮い立たせてもらっている。

そして今、OTONOVAのコンテストに挑戦しているベスハチ。

いつも無理はしないで、と言ってくれるユータさん。

この状況においてすら、何度もその台詞を口に、或いは文字にしている。

実は、文章を書くのが苦手な私はこの台詞に、またもや甘えていた。

でも、ふと思ったのだ。このレポートを書くのは無理なんかではないと。

この拙い文章でも、いつも女性の味方をしてくれる、思いを代弁してくれるベスハチの魅力が誰かに伝わり、一緒に応援しようと思ってもらえたなら、ベスハチの力になれるのであれば、それはむしろご褒美。

独りよがりかもしれないけど、推しの力になれると思えることは、とても幸せなことだ。

ベスハチには優勝しか見えていないのだから。