シャンブルズのMV、楽しみにしています。
【FINAL】Movie Grand Prix vol.22
開催日: 2025/11/22
「Movie Grand Prix vol.22」のファイナル、拝見いたしました。 優勝されたのは「Elizabeth.eight」さん。獲得ポイントは52万点超えとのことで、これはもう、単なる人気投票の域を超えた、圧倒的な「民意」の表れと言えるでしょう。 演奏を拝見しましたが、そのサウンドには、長年積み重ねてこられたであろう「風格」が漂っておりました。 大人の色気を感じさせるロックサウンド、そしてボーカルの方の、聴く者をねじ伏せるような説得力のある歌声。 我々が若い頃に熱狂した、往年のロックバンドが持っていたような「凄み」を感じさせます。インディーズという枠組みでは語りきれない、完成されたエンターテイメントでございました。優勝も納得の結果であります。
準優勝の「MAUDIE featuring Shingo Matsuda」さんについても触れねばなりません。 極彩色で目が眩むような映像と、コミカルで破天荒な楽曲。最初は「今の若者はこういうのが好きなのか」と少々面食らいましたが(笑)、見ているうちに、その底抜けの明るさとエネルギーに、不思議と元気をいただいている自分におりました。 理屈ではなく、感性に直接訴えかけてくるような力強さ。これだけの支持を集める理由がわかった気がいたします。
私が個人的に好感を持ちましたのは、「Cultboi」さんであります。 飄々とした歌い口の中に、若者特有の不器用さや、内に秘めた情熱が垣間見えまして。 かつてのフォークシンガーたちのような、飾り気のない「言葉」の強さを感じました。 「バイバイ・ニーチェ」さんの疾走感あふれるロックや、「Re:Flame」さんの実直な演奏も、青春の輝きそのもののようで、見ていて胸が熱くなりました。
そして「FiveLan」さん。 ハスキーな声で歌われる「仲間」への想い。 歳を重ねますと、こうした直球のメッセージがかえって心に沁みるものであります。 結果は優勝には届きませんでしたが、彼らの音楽は、間違いなく多くの人の心に残ったはずです。
ベテランの風格と、若手の勢い。 素晴らしい音楽の祭典を見せていただきました。
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