茨城県は日立で行われたPLACE。

まず茨城で音楽フェスを開催してくれていることに敬意と感謝を。

そこに毎年出演してるElizabeth.eight。

晴れて青々とした空

平地で緑な芝生

近くには先が見えないほどの広大な梅

野外フェスだ。

セットリストも良いのはもちろん、音楽人としても感じたレポートを書いていこうと思う。

野外での演奏、開放感もあり壮大で演者もオーディエンスも楽しい。

しかしながらこの広大な地は大変で

ライブハウスのように音を跳ね返す壁は一切ない、アーティストは音のモニタリングレベルがグッと上がる。

段差が無ければステージとホールに当たる位置の把握も難しい。

全部をクリアして初めて「楽しい時間」が生まれる。

野外って特殊ハードルが存在してると思ってる。

しかしながらそこはさすが百戦錬磨のElizabeth.eight

野外でもバッチリの音、変わらぬ楽曲クオリティ、何より…

音出しから自分達のライブの雰囲気をナビゲーションする様な気の利かせ方！

観に来たオーディエンスにここまで私は出てくると音出しの段階でナビしてる、オーディエンスに音は届いているかと巻き込みながらの音出し。

ベスならではの展開、この段階で気持ちいい。

そしてライブは3曲勝負、時間的には普段の約半分〜3分の2と言ったところか。

がしかし、この日にはこれもまた良かった。

全部フルスロットル、これがまた心地良い！

セットリスト等はゼルバニアの方がレポートを出してくれているのでここでは端折るが

MCが1曲分、何が出てくるか1番分からないこのMCがまた強い！！

ここで出てきたのが自身のジャケットを使っての最前列とステージの区切り！

Vo.ミワさんは昔から言ってた

「私たちは演奏中にステージから降りない、動物園も檻があるから楽しくライオンが見れるでしょ？急に出てきたら怖いじゃない？それと同じ。」

自らセーフティを作りにいく粋な計らい、一気にベスが初めての方も巻き込んでいく。

さっきも言ったように3曲フルスロットル、上がらないわけがない。

普段と違う環境も相まって全部が新鮮、全部が圧巻。

最後にフライヤーを配りまくる貪欲さも含めて痺れました！

上記でも述べた様に

野外ライブってのは想像以上に難しいし気を張りがち。

それほどの環境の違いをものともしない歴の厚さを感じさせるライブ。

晴れ晴れとした広大な大地に風神雷神が舞い降りたかのような最高の時間。

広すぎる空も、大地も、海も音に包まれた日…ブラジルの方々！聴こえますかー！？ここにも最高の音楽がありますよー！