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Bat Rat Makerの可能性

【予選F-2】BSドラマ主題歌オーディション2026

開催日: 2025/09/13

Bat Rat Makerは、2023年4月に結成された全員2003年生まれの4人組バンドであり、東京を中心に活動する次世代型バンドです。彼ら自身が「現実にはないものを創り出していく工場」と称するように、ジャンルの境界を越えた独自の音楽性と音響作りを追求しています。


特に注目したいのがオリジナル楽曲「Death?」と「Anon」です。「Anon」は初音源ながら、公開から1週間で3万回以上再生を突破し、インディーズシーンで早くも注目を集めました。 


「Death?」では、タイトルに「死(Death)」という重い単語を据えながらも、歌詞には「生きてるだけで丸儲け」「辛い時は休めばいい」といったメッセージが込められており、希望と現実の間をリアルに描き出しています。また楽曲構成においては、ギターリフやリズムセクションによる力強いビート、途中のテンポダウンによる対比、さらにはジャジーなベースアプローチやダブ風の音響処理など、多層的かつ緻密なアレンジがなされています。このようなサウンドデザインの巧みさと、ボーカルの母音における湿度や語感の操作も含め、非常に完成度の高い曲に仕上がっています。


一方、「Anon」は、インディーズとしてはキャッチーかつ掴みのあるサウンドで、歌詞とメロディが密接に結びつき、聴き手を惹きつける中毒性を持っています。


こうしたオリジナル曲はいずれもドラマ主題歌としてのポテンシャルを強く感じさせます。


なぜBat Rat MakerがドラマBS主題歌として「理想的な1曲」を生み出せるのか。その理由は、まず彼らの音楽に込められた「メッセージ性と感情の深さ」が、ドラマの登場人物やストーリーの心象風景と強く共鳴しうる点です。さらに、アレンジのダイナミズムとキャッチーさを兼ね備えており、物語のクライマックスや象徴となる場面を印象づける強力な音響を提供できます。加えて、ボーダーレスな音楽性というバンドのコンセプトは、多様なドラマのジャンルやトーンに柔軟に適合できる適応力を持っています。


以上の点から、Bat Rat MakerはBSドラマ主題歌オーディション【予選F-2】において、大きな可能性を秘めた参加者であると確信します。初めてこのプロジェクトを通して彼らを知った私としても、彼らの持つ独創性と音楽的成熟に心を動かされました。


Bat Rat Makerの皆さん、どうかこの大切なステージで自信を持って挑んでください。そして、最善の一曲を届けられることを心より祈っています。予選F-2、どうか頑張ってください!


 

投稿者

ஜ Shiori ஜ

2025/09/13 02:16

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