『まつだはるみワンマンライブｰゆる🩵ラクご自愛ライブ-vol.5-』の開催、心よりお祝い申し上げます。回を重ねてついに「vol.5」という節目を迎えられたことは、まつださんが発信し続けてきた「ご自愛」というメッセージが、いかに多くの人々の心の支えとなってきたかの証であると感じています。

まつださんの音楽を語る上で欠かせないのは、その確かなバックグラウンドと、それを一度手放したからこそ得られた「深み」です。音楽大学でオーボエやピアノを専門的に学び、研鑽を積んでこられたプロフェッショナルな技術。しかし、幼少期からの強い人見知りや葛藤、そして一度は音楽から離れたという経験があるからこそ、彼女の放つ音には、エリート然とした冷たさではなく、痛みに寄り添うような優しさが宿っています。

2012年に下関へと移住し、そこでの出会いを通じて再び音楽の灯をともされたまつださん。2024年の事務所所属を経て、今まさにアーティストとして新しい高みへと向かっている彼女の姿は、同じように人生の選択に迷い、再起を願う多くの大人たちにとっての光となっています。彼女が掲げる「ゆる🩵ラク」や「ご自愛」というテーマは、決して甘えではなく、現代社会を懸命に生きる私たちが自分を取り戻すために必要な、最も誠実な哲学なのだと気付かされます。

今回のワンマンライブは、そんなまつださんの世界観を余すことなく堪能できる最高の機会です。シンガーソングライターとしての澄んだ歌声、情景豊かなピアノの旋律、そして彼女のルーツであるオーボエの美しい調べ。これらが織りなす多角的なパフォーマンスは、観る者の心を凝り固まった緊張から解きほぐし、深い安らぎへと導いてくれるはずです。

「vol.5」というステージが、まつだはるみさんにとっても、会場に集う皆様にとっても、自分自身を抱きしめてあげられるような温かな時間になることを確信しています。これまでの歩みすべてが今の輝きに繋がっていることを証明するような、最高の「ご自愛ライブ」になるよう、心より熱く応援させていただきます！