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素敵な対比。

【セミファイナルB】Movie Grand Prix vol.23

開催日: 2026/02/14

セミファイナルBという時間の流れをMudiaで追っていく中で、私は二人のアーティストが描く「世界の切り取り方」に強く心を引かれました。オンラインでの視聴という形は、時に冷たく感じられることもありますが、お二人の動画から溢れ出す圧倒的なリアリティと世界観は、私の部屋の空気を一瞬にして別の景色へと塗り替えてしまったのです。


 まず心に残ったのは、RIANAさんの圧倒的な存在感です。彼女はYouTubeを通じて多くのカバー曲を発信されていますが、今回の動画からも、彼女がどれほど誠実に音楽と向き合い、そしてファンの方々一人ひとりと深い場所で繋がっているかが痛いほど伝わってきました。彼女の歌声は、ただ歌が上手いという言葉では片付けられない、聴く人の日常にそっと入り込んで、その心の隙間を埋めてくれるような不思議な包容力を持っています。10万ポイントを超えるという驚異的な結果も、彼女が画面の向こう側にいる一人ひとりと築き上げてきた、目に見えない「信頼の蓄積」が形になったものなのでしょう。彼女の視線の先には、常にファンとの温かな交流があり、それが音楽に命を吹き込んでいるように感じられました。


 一方で、男性シンガーの左沢颯樹さんが見せてくれた世界は、それとはまた違う、静謐で質の高い芸術性に満ちていました。以前に拝見したミュージックビデオでも感じたことですが、彼の描く世界観は非常に意味深で、一筋縄ではいかない深淵を持っています。今回のパフォーマンス動画でも、その独特な「情景」を作るセンスは際立っており、一音ごとに物語の断片が散りばめられているような、そんな知的な興奮を覚えました。ただ聴かせるだけでなく、見ている側に「これはどういう物語なんだろう」と思索させる力。その質感の高さは、まさにセミファイナルという舞台において一つの際立った個性を放っていました。


 RIANAさんの持つ温かなコミュニティの力と、左沢さんの持つ独自の美学。アプローチは違えど、お二人に共通しているのは、自分の信じる「世界」を、妥協することなく動画という形に落とし込んでいる真摯な姿勢です。画面を通じてもなお、これほどまでに生々しい感動と情熱が伝わってくるのは、彼らの音楽が小手先の技術ではなく、自らの魂と深く直結しているからに他なりません。

投稿者

e6

2026/02/16 00:32

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