茜音愛さんの「My way」を聴いて、夢に向かってがむしゃらに頑張っていた昔の自分を思い出し、少し胸がチクッとするような懐かしさを感じました。

自分語りになりますが、私は幼い頃からどうしてもなりたい職業があり、その夢を叶えるためにこれまでで一番努力しました。念願の職業に就けたときは本当にうれしかったのですが、実際に働いてみると、時間と業務に追われる日々の中で、夢を叶えた喜びを感じる余裕もなく、ただ毎日が過ぎていきました。何度も挫折し、辞めたいと思ったこともあります。それでも、せっかく掴んだ夢を手放すことができず、今も続けています。

そんなときに茜音愛さんの歌を聴いて、若くてまっすぐだった頃の自分を思い出しました。どんなに辛いことがあっても、たった1つの嬉しい出来事があるだけで「頑張ってきてよかった」「もう少し頑張ろう」と思えていたあの頃。彼女の歌声には、夢を追う中での苦しさや希望、そしてそれでも前に進もうとする力が込められていて、胸に響きました。

「夢を諦めなかったその先に見えるもの」——。私自身、アーティストとは無縁の仕事をしていますが、夢を現実にしたからこそ見える厳しさと、その中にある小さな喜びの温かさを知りました。きっと茜音愛さんも、音楽の世界でたくさんの努力と苦労を重ねながら、その先にある光を見つめているのだと思います。

茜音 愛さんのこれからの活動もとても楽しみです。