最後の追い上げ!
【セミファイナルA】Movie Grand Prix vol.22
開催日: 2025/11/15
「Movie Grand Prix vol.22」セミファイナルAブロック、ついに結果が出ましたね。 FiveLanさん、影夏さん、成瀬ロイヤルさん、Cultboiさん。このブロックは、他のB・Cブロックと比べて、正直、終了間際まで「一番動きが少なかった」印象です。派手な順位の入れ替わりや、爆発的な投票数の伸び合いというよりは、水面下でじりじりと各アーティストが票を積み上げる、息詰まるような静かな接戦でした。
それだけに、最後の最後まで誰が勝ち抜けるのか、本当に読めなかった。 シンガー勢の実力は本物でした。影夏さんの、あの季節の匂いまで感じさせるノスタルジックなポップソング。Cultboiさんの、テレキャスターっぽい乾いたギターサウンドに乗せた、飄々としたボーカル。成瀬ロイヤルさんの、まだ全貌は見えないながらも質の高い作品。 彼らシンガー(ソロプロジェクト?)が持つ「個」の力と世界観は、非常に強固なものでした。
しかし、その静かな戦いを最後に制したのは、バンドの「FiveLan」でしたね! 最後の最後で一気に追い上げる形での勝利、本当におめでとうございます! いやー、やっぱりバンドの「底力」はすごい。 彼らの音楽は、ハスキーな歌声と夜の街の映像がマッチした、エモーショナルなロックバラード。その魅力は予選の時から光っていましたが、セミファイナルという大舞台で、改めてその「歌詞の力」と「バンドの一体感」が多くの人に届いた結果だと思います。 「仲間がいるから走り続けられる」という、あのまっすぐなメッセージ。 静かなブロックだったからこそ、FiveLanが持つ「熱量」が、最後の最後で際立ったのかもしれません。 シンガー勢の完成度も素晴らしかったですが、バンドが持つ「物語」と「熱」が、わずかに上回った。そんな印象の、実に見応えのあるブロックでした。 FiveLanが、この勢いのままファイナルでどんなステージを見せてくれるのか、今から楽しみです。
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