動画配信アプリで、僕が初めて「ファン」になった配信者。それが、「みなな」さんでした。シンガーソングライターとしての作品は「明日やろう」などのPOPな曲も魅力的なのですが、一番惹かれたのは、バラード曲、その中でも代表作と言える「再会」でした。

好きになったっていうか、気づいただけ……もともと、出会うべきだった存在に出会って、という歌詞は、「ご縁」という言い方では俗に感じられてしまうくらいの「運命」の出会いの素晴らしさを気づかせてくれました。

笑顔が素顔になっていく……このリリックは、「素顔が笑顔になる」よりも更に深い意味を持っています。

本来の姿、そのものが笑顔になってしまうくらいの幸せ。そんな存在に会えたらいいな。僕も人生を前向きに考えられるようになったかも知れません。

元々が作詞家であるみななさん、ご自身で書かれたリリックを、自分で歌いたいと思われてシンガーソングライターになられたと聞きます。なので、全ての作品で「歌詞」がとても独創的で、聞いたら耳から離れないものが多いですが、メロディも印象的なものが多いです。

個人的には、「片想い」のサビ部分、「毛糸の思い出」のサビ部分などがオススメ。

そして、11/23にリリースされたばかりのニューアルバム「Incident」収録の新曲、「ダイリサツジン」のサビで、なかなか物騒な歌詞世界の中で、「ナントカカントカ」と軽やかに滑舌よく紡がれるリズム感が快感です。

ひとつひとつ紹介していたら何万文字使っても語りきれませんが、ぜひ皆さんにみななさんの「子供たち」を聞いて頂きたいと思います。気さくながら音楽には真摯な彼女の姿勢が滲み出ていますよ！