熱かったり、冷たかったり… オンライン・アカペラ体験レポート(グループH編)
【グループH】渋谷アカペラストリート2025
開催日: 2025/10/19
Mudiaのオンライン・アカペライベント、グループGまで見てすっかりアカペラの奥深さにハマってしまいました。これだけたくさんのグループが同時開催で競い合っているなんて、本当にすごい熱気ですよね。こうなったら、もちろん「グループH」も見逃せません!
グループHの参加者リストを見て、まず思ったのは「なんだか温度がいろいろだな?」ってことです。
「カプチーノ」さんとか、「100℃」さんとか、熱そうですよね(笑)。カプチーノはふんわり温かいイメージ、「100℃」はもう沸騰しちゃいそうです。「水鏡」さんは、逆にひんやりと静かなイメージ。
かと思えば、「Pink Panther」さんや「Banger Funker」さん、「Stylus.」さんみたいに、なんだかオシャレでカッコいい名前も。「Flawless」さんなんて、「完璧」ってことですよね?すごい自信!「咲ケ〆惚レ(さけしめぼれ)」さんや「タチコギ」さん、「モンテピノス」さんも、一度聞いたら忘れないユニークさで、どんなステージなのかワクワクします。
そして、グループHの動画をいろいろ見ていて、ハッとしたことがあるんです。
それは、「アカペラって、必ずしも声量が大きい人が勝つわけじゃないんだな」っていうことです。
もちろん、「100℃」さんや「Banger Funker」さんのように、声量があってパワフルで、聴いているこっちの体温が上がるような情熱的なパフォーマンスは本当にカッコいいんです。聴いていてスカッとしますし、声だけでこんなに圧倒できるんだ!って感動します。
でも、それとは正反対に、「カプチーノ」さんのパフォーマンス(想像ですが)は、まるでカップから立ちのぼる湯気みたいに繊細で、優しいハーモニーが心を包んでくれるようでした。大きな声じゃなくても、その息遣いや声の重なり方で、ちゃんと温かさが伝わってくるんです。「水鏡」さんも、静かな水面に波紋が広がるような、透き通った歌声がすごく綺麗で…。
大きな声で「わーっ!」と盛り上げるのもすごい技術ですけど、小さな声やささやくような歌声で、聴いている人をグッと引き込むのも、ものすごい技術ですよね。
声が小さいからダメ、じゃなくて、その「小さな声」や「繊細な声」を武器にして、その人たちにしか出せない世界を作っている。アカペラって、そういう意味でもすごく公平で、深いんだなって感動しちゃいました。
「Flawless」さんはその名の通り、技術が本当に完璧で、寸分の狂いもないハーモニーにうっとりしましたし、「Stylus.」さんは、まるでレコード針が溝をなぞるように精密で、オシャレな音楽を聴かせてくれました。「咲ケ〆惚レ」さんも「タチコギ」さんも、名前のインパクトに負けない、一度見たら忘れられないような個性的なステージで、本当に楽しかったです。
グループHを見て、アカペラの表現の幅って、熱いものから冷たいものまで、パワフルなものから繊細なものまで、本当に無限にあるんだなって改めて知りました。まだまだこのイベント、楽しめそうです!
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