事前レポートでとても楽しみと書いて期待していましたが、実際の番組【sonar-u community】【ゲスト：松山あおい】（生番組）は期待をはるかに超えた素晴らしい番組でした。

おねえさんをよく知らない方はもちろん、よくご存じの達人のファンの方でも知らない話がてんこ盛りで、とても面白かったです。

とくに、今回はおねえさんの音楽面での才能やプロデュース面に焦点があたり、今まで知らなかった音楽のプロから見たおねえさんの音楽への評価の話がとても興味深かったです。

まず、しょっぱなから、MC:ソナーユージ さんの「昔で云うとX JAPANのYOSHIKIさんがCDの売り方わからないから自分で会社作ったようなプロデュース」とおねえさんのアニメ放送をたとえられたのはおったまげでした。今まで、ジャガーさんだとか金爆さんだとかにたとえられてましたが、まさかのYOSHIKIさん。おじさんたちにとっては神様オブザ神様のような存在。そういう意味では、おねえさんは女神様。もう涙が出るほどうれしいたとえでした。

そして、レギュラーコメンテーター 株式会社Zillionaire 取締役 Music & Language School OngO 池田校長【イケチン】さんからは、まずおねえさんの声質について、他のアニソン歌手にはない独特な、聞いたら一発でおねえさんの声だとわかるのがすばらしい、かわいらしいの成分の中に説得力の成分があると、いきなり核心をついてきます。そして、曲作りの方法について根堀り葉堀り聞かれます。こちらも、今までこれほど突っ込んできかれたことはなく、なぜこんなに素晴らしい曲が作れるのか、その謎に迫ります。誰かに方法を習ったわけでも学校で教わったわけでもなく楽器もできないのに、なぜこんなに人の心に響くキャッチーナ曲が作れるのか？突っ込んで聞いていただけたおかげでようやく謎が解けた感じですっきりしました。誰に教わったわけでもないのに、おねえさんがつくる曲はヒット曲の５つの法則を網羅されている。和音の中にない音が小節の頭に来る。とかの音楽理論。それが自然に初めてでもできちゃうという天才。逆にドミソがわからない（笑）。そういえば、通常の他の人の曲だと１曲５～６分ですが、おねえさんの曲は２～３分というのは、２０年以上やってるアーケードゲーム曲やアニソンのOPやEDがそのくらいの長さが多いから？なんですね。そしておねえさんのすべての曲のアレンジを手掛けている熊本哲也さんも、YMOを現代風にエディット、縦ラインが見事、すごいと、センスの素晴らしさが語られます。そのあと、アーティスト名の由来、音楽に目覚めたキッカケ、どんな子供だったかなどなど、興味深い話がてんこもりで時間があっという間に経ち、とても１時間じゃおさまらない、まだまだもっと話を聞きたい！ってなりました。

是非、続編というか、もっとたくさんの話が知りたく、またおねえさんをゲストで呼んで欲しいと思いました。