「sonar-u community」のインタビュー動画、テーマが「迷いや葛藤を音楽に昇華」というもので、正直、仕事で疲れていた私には「ちょっと重いかな？」と一瞬ためらいました。 でも、ゲストの「101」というバンドの音楽を聴いてみたら、ボーカルの原さんのハイトーンボイスがすごく綺麗で…。 rock band]に似た疾走感のあるロックで、普段聴く癒し系の音楽とは違うけれど、その突き抜けるような声に、かえって心がスッとするような感覚がありました。

インタビューを見ていくうちに、このテーマを選んだ理由がわかった気がしました。 アーティストの人たちって、もっと特別な世界に住んでいるのかと思っていたけれど、私たちと同じように、いえ、それ以上にたくさんの「迷い」や「葛藤」を抱えているんですね。 特に、ボーカルの原さんが「葛藤ばかり」と評されていて、その繊細なアーティスト気質に、なんだかすごく共感してしまいました。

そんな原さんの横で、ベースのジャッキーさんが「（葛藤は）一切ない」って即答していたシーン。思わず笑ってしまったんですが、同時にすごく癒されました。 繊細に悩みすぎてしまう人のそばに、こんな風にカラッと「大丈夫だよ」と言ってくれるような人がいるのって、すごく理想的な関係だなって。バンドのバランスの良さに、なんだかほっこりしました。 会社でも、こういう人がいてくれたらな、なんて思ったり（笑）。

原さんが昔「ボーイズグループ」を目指していたという意外な過去も、印象的でした。きっと、思い描いていた道とは違う今があるんでしょうけど、その時の経験や葛藤が、今の魅力的な歌声や、心に刺さる歌詞に繋がっているんだろうな、と。

「葛藤」という重いテーマでしたが、見終わった後は、不思議と心が軽くなっていました。みんな悩んでるんだから、私も私のペースでいいんだ、って。そういう意味で、私にとってはすごく「癒し」になるインタビューでした。