私は、OTONOVA を通じて Qualia という素晴らしい3人組バンドに出会えたことを心から嬉しく思っています。音楽の扉を開いてくれたこの機会に感謝しつつ、彼らの持つ圧倒的な魅力にすっかり惹き込まれました。予選A のステージで Qualia がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から胸が高鳴ります。

まず印象的なのは、3人が生み出す アンサンブルの力です。それぞれの個性が溶け合い、ボーカル、演奏、そして表現が一体となって独自の音世界を築き上げています。

「Howl」では力強く突き抜けるサウンドと伸びやかな歌声が融合し、聴く者の心を揺さぶる高揚感を与えてくれます。静かなパートからサビへと爆発する展開は、まるで感情の嵐のようにドラマチックで、一瞬で心を奪われました。

一方で「伽藍堂」はまさに Qualia の真骨頂。和の情緒とモダンなロックが織り成す独自のサウンドスケープは、神秘的で荘厳、そしてどこか祈りのような静けさを宿しています。歌詞と旋律、演奏の一体感から生まれる深い世界観は、まるで物語を追体験しているかのようで、心の奥に強く残りました。

Qualia の魅力は、単なる技術や演奏力を超えた 感情表現の豊かさにあります。3人が同じ方向を向きながらも、それぞれが持つ熱量をぶつけ合い、調和させることで、一つの大きな感動を生み出している。その瞬間、観客は彼らと心を共有し、音楽に包み込まれるのです。

予選A の舞台は、Qualia の可能性をさらに広げる場になるでしょう。私は彼らが必ず多くの人の心を掴み、その名前をさらに輝かせると信じています。どうか自信を持って、全力で音を鳴らし、歌を届けてください。

Qualia、予選A、頑張ってください！ あなたたちの音楽が、もっと多くの人々に光をもたらしますように。