小財 仁さんの事は、OTONOVA2024のファイナルで知りました。

ファイナリストが出揃った時、ソロベースでファイナルなんて凄い方だなあ、どんな演奏をされるのだろうと、とても興味が引かれ聴くのを楽しみにしていたアーティストさんのお一人でした。

ファイナルで流れてきたベースの音は、一瞬にしてうわっ！と心臓が引き寄せられ、気がつけばフリーズして、はたから見たらたぶん体がピクリともせず聴き入っていたと思います。
このソナコミで曲が流れた時もやっぱり体が固まってしまいました。
何というか、その場に仕留められてしまう感じとでもいいますか。。

小財さんが「歌やってる」だけが音楽じゃないというイメージを払拭したいという想いを語られていましたが、本当にそうだと思いました。無条件に身も心もワシャっと掴まれてしまいます。

ベースと打楽器はリズムを刻むという共通点があると思いますが、私は和太鼓の迫力ある音とリズムが大好きなのですが、その上で、言語に関係なく音ひとつで感動できる、世界に通じるという部分がとても好きで、小財さんのベースも同じものを感じました。

お話されていた専門的な事はチンプンカンプンで、どうしよう…楽しみにして見てみたけど、レポート何も書けない…と思っていたら、最後に小財さんが、音楽なんてカッコよければいいじゃんでいいと思うんです、と言って下さってホッと安心しました😅

なにも考えず、ただだだ音を楽しむ、という解放感。
私は小財さんのベースは「自分へのご褒美に聴きたい音」だと思いました。

海外の人から、あっ、このベースのリズムは日本のKOZAIだよね！と言われるぐらいにぜひ世界を目指して頂きたいです✨

そしてこれからも素敵な音を生み出して下さるのを楽しみにしています🙌