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ふと立ち止まった夜に思い出す、お子様ロジックの余韻

Make a Story~アーティスト戦略会議~『歌唱力売りか、キャラクター売りか?』ゲスト :お子様ロジック

開催日: 2026/01/15

正直に言うと、今回のテーマをきっかけに久しぶりにお子様ロジックの音楽に触れた。以前に何度か耳にしたことはあったけれど、そのときは「いいな」という感覚を心のどこかに置いたまま、深く向き合うことはしていなかったと思う。でも改めて聴いてみると、その距離感が少しずつ縮まっていくのを感じた。


 



お子様ロジックの音楽は、最初から強く主張してくるタイプではないのに、不思議と気づけば感情の奥に入り込んでくる。何気ない言葉の並びや、音の間に生まれる余白が、聴く側の気持ちを急かさず、そのまま受け止めてくれるように感じられた。聴いているうちに、自分の中にあった考えや感情が、少しずつ言葉を持ちはじめるような感覚があって、それがとても心地よかった。


特に印象に残ったのは、どこか素直で、それでいて一筋縄ではいかない世界観だ。子どもの頃の無邪気さを思い出させるようでありながら、同時に大人になった今だからこそ響く複雑さも含んでいる。そのバランスが絶妙で、聴き流すことができない。気づけば曲が終わったあとも、フレーズやメロディの断片が頭の中に残り、しばらく離れてくれなかった。


音楽を通して伝わってくるのは、無理に答えを出そうとしない姿勢のようにも思える。はっきりと言い切らないからこそ、聴く側が自分なりの意味を見つけられる余地があって、その自由さが魅力として残る。以前に感じた「いいな」という感覚が、今回あらためて「もっと知りたい」という気持ちに変わった瞬間でもあった。


これから先、お子様ロジックがどんな表現を見せてくれるのかを想像すると、自然と楽しみが膨らむ。今はまだ全てを理解できていないからこそ、次に触れたときにはまた違う印象を受け取れる気がしている。時間や気分によって聴こえ方が変わる音楽と、これからもゆっくり向き合っていきたい。そんな余韻を残してくれる存在だと、今回あらためて感じることができた。

投稿者

tamasawa

2026/01/21 23:19

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