セミファイナルCブロック、こちらも結果が出ましたね。

私の予想通りと言いますか、やはり「Elizabeth.eight（ベスハチ）」さんが強かったです。最終的には首位独走という形でのファイナル進出、本当におめでとうございます！

私は予選の段階から、彼らの音楽の完成度の高さ、そして映像作品としてのクオリティに「これは優勝候補筆頭だろうな」と感じていました。 あのアダルトで洗練されたロックサウンド、骨太でありながら緻密に計算されたアンサンブル。そして何より、ボーカルの方の圧倒的な存在感と色気。 インディーズの枠を超えた「プロフェッショナル」な仕事ぶりを見せつけられたら、票が集まるのも納得です。前回のOTONOVAを通過されているという実績も伊達ではありませんね。

ただ、このブロックで特筆すべきは、そんなベスハチさんに猛然と食らいついていった「TALL TALE」さんの存在でしょう。 投票期間中、時間帯によってはベスハチさんを追い抜く場面もあって、本当にハラハラするデッドヒートでした。 TALL TALEさんの、重厚なメタルサウンドと美しいボーカルの融合。彼女たちもまた、独自の「世界観」を確立していて、その本気度はベスハチさんに一歩も引けを取らないものでした。 ジャンルは違えど、どちらも女性ボーカルを擁するバンドとして、これからの日本のインディーロックシーンを背負っていく存在になるんだろうな、と感じさせてくれました。

結果的にはベスハチさんが突き放しましたが、TALL TALEさんの健闘も素晴らしかったです。 そして、勝ったElizabeth.eightさん。 この激戦を制した勢いのまま、ファイナルでもその「大人の余裕」と「最高におしゃれなロック」で、頂点を掴み取ってほしいと思います。 個人的には、一番「優勝」に近い存在だと思っています。本番が待ち遠しいです。