水谷怜さんのオリジナル曲は現在50曲以上を超えております。

多種多様なメロディー、テンポ。バラードだけでなくアップテンポをも歌い上げる圧倒的歌唱力。どの楽曲をとっても心を掴まれるシンガーソングライターさんです。

そんな水谷怜さんの楽曲の中で、私が一番好きな曲を紹介させていただきます。

それは、「here, there, and somewhere」という曲です。

https://youtu.be/cCwgmcjjcsw?si=Kwh7LS7mxovjR5Yw

この楽曲は、怜さんが作られた曲の中でも珍しい、一人称が「僕」で描かれている曲で、男性は特にも感情移入がすごくしやすい曲なのかなと思っています。

イントロはベースから。これからどう展開されていくのかを期待させ、そこに続くようにピアノ、アコギ、パーカッションが入り、その期待をより強いものにしてくれます。Aメロの静かな様子からサビに近づくにつれ盛り上がっていき、サビで一気に解放されます。

1番サビのフレーズ

「どこかで今も叶う願い捨てられた夢

僕の日々はどっちかい　神様

委ねた体で君を想う」

そしてラスサビのフレーズ

「今日も君と夢を捨て小さな願いを叶える

僕らの日々をいつまでも

愛して想いを馳せ続ければいい」

「夢」と「願い」、似て非なるこの言葉の使い方がとても好きで。「夢」という大きなものを追うばかりでなく、「願い」という目の前の小さな幸せを大事にしたい、そう思わせてくれる楽曲です。そして僕の日々はどっちなんだろうか、自分自身にも問いかけてくるような、不思議と心が惹きつけられる楽曲です。

まだまだ魅力ある楽曲に溢れた水谷怜さん。このレポートを読んでいただいた方に、是非多くの楽曲に出会っていただければいいなぁ、というのが私の願いです。