映画主題歌オーディションの予選Aブロック、チェックしました！

正直、映画の主題歌っていうと、もっとしっとりしたバラードとかが多いのかなって勝手に思ってたんですけど、このブロックは骨太なバンドサウンドもあって、ロック好きとしてはかなりテンション上がりましたね。

まず、一番「うわ、カッケー！」ってなったのが「ザ6億光年ズ」。

アー写を見た瞬間、「これ絶対ビートルズ好きでしょ！」ってニヤリとしちゃったんですけど、音を聴いたら期待通り、いや期待以上でした。

今のバンドって同期（PCとかの音）を使ったりして音を分厚くするのが主流だったりするけど、彼らは「バンドサウンド一本！」って感じで、楽器の音だけで勝負してるのが潔くて最高っすね。 曲調も、洋楽のルーツを感じさせつつ、ちゃんと日本人の耳に馴染むようにアレンジされてて。歌詞も優しくて温かいんだけど、どこかロックな芯がある。

あと、コーラスワーク！完璧すぎない、ちょっと少年っぽい青さとか未熟さが残ってる感じが、逆に「バンドやってる感」あってエモかったです。ライブハウスで拳突き上げたくなるような、そんな熱さを感じました。

それから、「FiveLan」もヤバかったです。

こっちはもう少し大人っぽいというか、コード感がすごくオシャレでメロウな感じ。でも、ボーカルの声がハスキーで、絞り出すように歌ってるから、オシャレなだけじゃ終わらない「泥臭さ」みたいなのがあって。 「等身大」って言葉がぴったりハマる、飾らないまっすぐな歌詞も刺さりました。こういう、不器用だけど熱いロックバンド、応援したくなりますね。

他にも、「狐の嫁入り前」さんとか「MIOSIC」さんとか、ジャンルは違うけどクオリティ高いアーティストが多くて。 狐の嫁入り前さんは、ロックとは違うけど、あのフワフワした浮遊感はクセになりそう。MIOSICさんの「君が好きだったギターを弾いてるよ」ってフレーズは、楽器やってる人間にはグッときちゃいますね。

でもやっぱり、今回はザ6億光年ズとFiveLanの「バンドの熱量」にやられました。 映画の主題歌でこういうロックが流れたら、絶対カッコいいと思います！

FiveLanは通過おめでとうございます！