親近感♡
OTONOVA 2026【ライブハウス枠】セミファイナルA
開催日: 2025/12/21
まつだはるみさん、音楽に向き合う姿勢がとても丁寧で、聴いていて自然と気持ちが落ち着く方だなと感じました。
まつだはるみさんの歌や演奏には、長い時間をかけて積み重ねてきたものがそのまま音になって表れているような、そんな安心感があります。
派手さで引きつけるというより、気づいたら心がそばに寄り添っているような感覚で、何度でも聴きたくなります。
これまでの歩みを少し知ると、音楽との距離がずっと一定ではなかったことが分かります。
幼い頃から音に憧れながらも、人前に出ることが苦手で、思うように進めなかった時期があったこと。吹奏楽やオーボエとの出会い、音楽を学ぶ中で迷いが生まれ、一度は音楽から離れた時間があったこと。好きなことだけど、上手く行く時もあれば距離をとりたくなる時ってありますよね。とってもリアルに自分に重なり親近感をおぼえました。
そうした経験があるからこそ、今の音には無理がなく、自然体でいられる強さがあるのだと思いました。
一度距離を置いたあと、少しずつ音楽のある場所に戻っていく過程も、とても静かで優しい印象です。誰かに見せるためではなく、自分の中で音楽が必要だったから戻ってきた、そんな歩み方が伝わってきます。ピアノや歌、オーボエといった楽器との関わり方も、それぞれが競い合うのではなく、きちんと支え合っているように感じられます。
シンガーソングライターとしての活動だけでなく、講師や演奏の現場にも関わってきた経験があるからか、音楽を大切に扱っている姿勢がとても印象に残ります。音を出すことだけでなく、人に届けること、音楽が続いていく環境をつくることまで考えているように見えて、その姿勢に尊敬の気持ちを抱きました。
セミファイナルという場に立つことは、きっと簡単なことではないと思います。それでも、これまでの積み重ねがあるからこそ、今ここに立っているのだと感じます。結果だけを見ると一瞬に思えるかもしれませんが、その裏には長い時間と、たくさんの選択があったはずです。その一つ一つが、今の音楽につながっているのだと思います。
聴く側としては、ただ音楽に身を委ねていればいい、そんな安心感をくれる存在です。
セミファイナルのステージでも、これまで通り、無理をせず、自分のペースで音を鳴らしてほしいです。その音はきっと、静かに、でも確かに誰かの心に届くと思います。
この先も音楽と共に歩き続ける姿を見ていたいと思える方です。セミファイナルでのご活躍を、心から応援しています。
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