e.s.t.さんのステージを観た瞬間、自然と目が離せなくなりました。
同期で活動しているというだけあって、5人の息がとても合っていて、音のひとつひとつが互いを支えあいながら流れていくのがよくわかります。

曲が始まると会場全体の空気がぐっと引き締まり、リズムやハーモニーが重なり合うたびに聴く人の心にすっと届くような感覚がありました。

それぞれの音が個性を失わず、でもまとまりを崩さずに溶け合うバランスは本当に見事です。

演奏中のちょっとした表情や身のこなしからも、信頼関係が伝わってきます。息を合わせたハーモニーは温かく、時には力強く響き、曲の緩急によって会場の空気を巧みに変化させていく様子は、まるでひとつの物語を観ているかのようでした。

観客との一体感も素晴らしく、拍手や声援が自然に会場全体に広がっていきます。

演奏を見ながら、音楽を楽しむだけでなく、グループの空気感や楽しむ姿勢が伝わってくるので、観ているこちらも笑顔にならずにはいられません。

曲ごとの盛り上がりや、ハーモニーの重なり方、細かいリズムの変化も計算されていて、何度見ても新しい発見があります。

e.s.t.さんは、ただ歌や演奏をするだけでなく、観る人に心地よい時間を届ける力を持ったバンドだと感じました。

同期で培った信頼と音楽への愛が、演奏の隅々まで行き渡っていて、これからの成長や活躍がますます楽しみです。

これからも、多くの人が笑顔になる瞬間を届け続けてほしいと思います。