なるとしさんが、OTONOVA初挑戦にして無事一次予選通過を成し遂げた。まずは心からのお祝いを申し上げる。

遠く四国から画面越しに応援するしかできないもどかしさはあるが、それでもその応援がリアルタイムになるとしさんへ届き、二次予選へと繋がるために幾許かの力になれたのではないかと思うと、我が事のように嬉しい。

そもそも、仮にインターネットがここまで普及していなければ、偶然になるとしさんの存在を知ることもなく、知ったとしてもいつでも彼の歌声を聴く機会に恵まれなかったであろうことを思うと、科学技術の発達、今回のOTONOVAのようなイベントの誕生と継続、そして何より、なるとしさんや彼が生み出した曲たちと出会えたことに感謝するほかない。

今回、ここにこのような駄文を書き連ねる機会に恵まれたのも、偶然と科学技術の賜物であり、何かの縁である。せっかくならば恩返しをしたい。具体的には、なるとしさんへ、そしてここに訪れる人々へ、感謝の気持ちや、なるとしさんの音楽の素晴らしさを少しずつでも伝えていきたい。更に図々しいことを言えるならば、二次予選以降もこうやって繰り返し、なるとしさんの応援レポートを書き続けたい。そう、もちろん2月の決勝大会まで。

自分のみならず、なるさんの音楽や言葉やコーチングや人柄や生き様に助けられている人は、日本中どころか海を超えてまで数多存在する。それでもまだ、この世の中で「生きづらさを抱えて、日々悩み苦しんでいながらも、解決・改善・解消への糸口を見つけ出せない」人々がたくさんいるはずだ。

今回のなるとしさんの挑戦は、彼自身の同様の苦しい体験から生まれた曲たちを、そんな人々へ届けたい、一人でも多くの人が生きづらさから解放され、自分らしさを見失わないように生きられるよう手助けをしたい、という彼の決意が一つの形となったものだ。彼の音楽を通じて伝わる彼の生き様が、今なお悩み苦しんでいる人々を希望へと導く一筋の光となってほしい。