ここを勝ち抜けば決勝です。
【セミファイナルC】Movie Grand Prix vol.23
開催日: 2026/02/14
個人で活動をしている人も、グループで活動している人も、それぞれの良さがありますね。
クオリティの高さという点において、このアーティストの存在感はやはり見逃せないものがあります。
Or Blues Factoryが提示する世界は、予選のときからその戦略的なアプローチと、細部までこだわり抜かれた映像の質で、多くのリスナーを驚かせてきました。予選でのポイント獲得数こそまだ伸びしろがある段階かもしれませんが、その潜在的な実力と、一度目にしたら忘れられない独自の空気感は、このセミファイナルという大舞台でこそ、より一層の深みを増してくる気がします。
30代を目前にした今の年齢になると、ただ派手なだけの表現よりも、こうした「文脈」や「美学」を大切にしている職人気質なアーティストに、より強く惹かれるようになるんですよね。彼らの作る音や映像からは、単なるエンターテインメントの枠を超えて、自分たちの理想とする世界をいかに純粋に具現化するかという、高いプライドが感じられます。その妥協のない姿勢が、画面のこちら側にいる私たちの感性を鋭く刺激して、日常とは違うどこか遠い場所へといざなってくれる感覚がとても好きです。
このCブロックは、圧倒的な支持基盤を持つグループや、透明感のあるソロシンガー、中毒性のあるアーティストなど、まさに「頂上決戦」と呼ぶにふさわしい激戦区です。そんな中で、kitsune no yomeiriが持ち前の高い完成度を武器に、どのような立ち回りを見せて支持を広げていくのか、とても興味深いですね。彼らが放つ、冷たい美しさと情熱が同居したようなあの独特なサウンドは、この冬の終わりの季節に、不思議なほどマッチする気がします。
あまり数字や勢いといった表面的なことだけに惑わされず、彼らが一音一音に込めた意図をさらっと汲み取りながら、ゆったりとその物語の行方を見守ってみたいと思っています。実力派揃いのこの舞台で、彼らの持つ確かな「質」が、最後にどのような驚きを私たちにもたらしてくれるのか。その瞬間を、一人の静かなリスナーとして、楽しみに待っていたいと思います。
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