「Movie Grand Prix vol.22」のセミファイナルAブロック、結果が出ましたね🔥

私はこのブロックでFiveLanさんを応援していつつ、
祈るような気持ちで見守っていました。

他のブロックのように派手な動きがあるわけではなく、静かな水面下で、それぞれのアーティストさんが大切に育ててきた「想い」が、じりじりとぶつかり合っているような、そんな息詰まる展開でした。

FiveLanさん、影夏さん、成瀬ロイヤルさん、Cultboiさん。 どの方も、ご自身の言葉を持っていらして、本当に素敵でした。 特に、影夏さんの歌う「失恋花火」のような、胸がキュッとなる情景描写や、Cultboiさんの歌う、若者特有の焦燥感や強がりが混じった歌詞。

どれも、ふとした瞬間の私の気持ちを代弁してくれているようで、誰が勝ってもおかしくない、誰が勝っても嬉しいけれど寂しい、そんな複雑な気持ちでした。

でも、最後の最後に勝利を掴み取ったのは、ロックバンドの「FiveLan」さんでした。 終了間際の大逆転。その瞬間を見た時、私は思わず泣いてしまいました。 それは悔し涙ではなくて、彼らの「言葉」が、たくさんの人に届いたんだという感動の涙です。 「手を差し伸べた仲間がいるだけでどこまでも走り続けられる」。 彼らが歌うこの歌詞は、綺麗事ではなく、彼ら自身がバンドとして歩んできた道のりそのものなんだと思います。 静かな戦いだったからこそ、最後に一番強く響いたのは、飾らない、まっすぐな「信頼」の言葉だったのかもしれません。

社会に出ると、一人で戦わなきゃいけないって思いがちだけど、FiveLanさんの勝利は「一人じゃないよ」って教えてくれた気がします。 この結果は、彼らの音楽が持つ「熱」が、画面越しの私たちの不安や孤独を溶かしてくれた証拠だと思います。 ファイナルでも、その熱い言葉で、また誰かの背中を押してあげてほしいです。

本当におめでとうございます。