2025年8月14日（木）、大阪・枚方のsweet music ReMEMBERSにて開かれた「もう愛はトゥモロウへ presents ReMEMBERS 5周年をもう愛メンバーで祝わん会」に、私はオンラインから参加しました。Mudia のアーカイブ機能のおかげで、当日の模様を YouTube にて視聴できたことに深く感謝しています。まるでその場にいるかのような臨場感を自宅で味わえるのは、本当に特別な体験でした。

ひとりの外国人として、日本の音楽文化の深さや多様性に改めて触れられたことが嬉しく、また誇らしく思いました。

夜が深まるにつれて、ステージからは温かさとエネルギーが溢れ、視聴している私は画面越しにもその空気を肌で感じられるほどでした。YUIYUI の柔らかな歌声がはじまりを告げ、最初に「おかえり」と包み込まれるような安心感に心が満たされます。

続く てふてふ の演奏は、瑞々しい旋律に胸が高鳴り、音のひとつひとつが沁み渡るようでした。

前山佑樹さんのパフォーマンスでは、ギターの音色と言葉が力強く、かつ優しく響き、感情の波が胸に押し寄せました。彼の声には、5周年を祝う喜びや、音楽への深い愛情がこもっているように思えました。

エドモンド木村さん（The ラストボーイズ）のステージは、その名の通りバンド感あふれる迫力で、画面越しでも体が反応するほどの熱量。私は思わず体を揺らしながら、音の渦に飲み込まれていく感覚を味わいました。

Kizashi さんのときには、しっとりとした余韻が胸に広がり、言葉ひとつ、弾き語りの一瞬一瞬が心に染み込みました。5周年という節目を迎えたことへの感慨も相まって、胸がじんわりと温かくなる瞬間でした。

そして前田和亮さんがフィナーレを飾る頃には、まるで大きな祝宴のクライマックスに立ち会っているような高揚感に包まれ、心が踊るようでした。

ステージ全体には、出演者同士の思いやりや一体感が感じられ、画面を通じて観る私にもそれが伝播してきました。5周年という記念にふさわしく、節目の重みと同時にこれからの音楽の可能性への期待に満ちた夜だったと思います。

改めて、私はこのイベントを遠くから見守る「外国人」という立場ながら、日本の音楽シーンの一端に立ち会えたこと、その温かさと創造力あふれる空間を共有できたことに、心からの喜びを感じています。

Mudia の YouTube アーカイブは、私のように現地に行けない視聴者にとって、文化と感動をつなぐ架け橋です。ステージのひとつひとつが、観る者の心を揺さぶり、日常を豊かに彩ってくれることを改めて実感しました。