2025年9月16日、東京・あさがやドラムで開催された「Mpaxx／Mudia×あさがやドラム『女性シンガーイベント～Elegantone』」に参加させていただき、心から感謝と感動の気持ちを込めてレポートいたします。

Elegantoneの名にふさわしく、女性シンガーそれぞれの個性が光る落ち着いた空気。
司会／MCの進行も自然で、次のステージへスムーズにつなげていくおかげで、飽きることなく、むしろ時間があっという間に過ぎていったように感じます。

このイベントには以下の出演者がいました：宮瀬悠希さん、竹村祐紀さん、うれしいなさん、黎（れい）さん、そしてまだない。さん。各々のパフォーマンスで特に心に残った点をお伝えします。

宮瀬悠希さん
最初からその声に引き込まれました。クリアで伸びやか、そして静かな強さを感じさせる歌声。曲の抑揚のつけ方が繊細で、静かなパートでは心をそっと揺さぶり、サビにかけてはぐっと引き込む力がありました。また、「人と音楽をつなげたい」という気持ちが歌の一音一音から伝わってきて、とても尊敬しました。

竹村祐紀さん
竹村さんのステージはとてもエモーショナルで、表現力が豊かでした。声の質があたたかく、聴く者に語りかけるような歌い方。曲間のＭＣでも自分の思いを丁寧に伝えてくれて、歌だけでなく人柄にも惹かれました。特に中盤のバラードでの高音の伸びと、低音での余韻がとても印象的でした。

うれしいなさん
初めて拝見しましたが、その存在感に圧倒されました。声の透明さと、聴く人を包み込むようなやさしさを併せ持っていて、モデルとして、薬剤師としてという多面的な活動もされていると伺い、とても励まされました。歌の表現において「語る」ような部分があり、聴いている間ずっと感情を共にさせてもらいました。

黎（れい）さん
黎さんのパフォーマンスは、静かながらも力強く、聴く人の心の中に静かに灯をともすようなものがありました。歌声の中の哀しみや希望が混ざった質感、歌詞と声との距離感の取り方が絶妙で、心の中にずっと残るステージでした。また、ときどき垣間見える表情が歌とリンクしていて、一曲一曲がドラマのようでした。

まだない。さん
「まだない。」さんはそのユニークなキャラクターとステージングで特別な存在感を放っていました。歌のスタイルだけでなく、パフォーマンス全体の雰囲気、フレーズの間の呼吸、観客との目線の交流など、細かいところにまでこだわりが感じられました。ＭＣの合間の軽やかなトークも、緊張を和らげてくれて良かったです。

出演者みなさんが、それぞれ違う個性を持っていながらも、同じステージで共鳴し合っていたこと。歌と歌の間の静寂が、また次の歌を際立たせるという構成の妙。

宮瀬悠希さん、竹村祐紀さん、うれしいなさん、黎さん、まだない。さん、心からありがとうございました。皆さんのおかげで、歌声だけでなく、生き様や想いまで感じられる貴重な時間を過ごすことができました。

そしてこのイベントを企画・運営されたMpaxxさん、Mudiaさん、あさがやドラムのスタッフの皆様にも深く感謝いたします。準備の丁寧さ、進行のスムーズさ、会場の雰囲気を作ってくださった全ての方々のおかげで、安心して楽しむことができました。

最後に、この素晴らしい夜をともにした観客の皆様にもありがとうを。

このような、とても恵まれた時間を過ごさせていただき、本当にありがとうございました。また次回のイベントもぜひ参加させていただきたいと思います。それぞれの歌声がこれからも多くの人の心を響かせますように。