YouKeyはまだまだ進化する
【オールジャンル部門 セミファイナルA 】水都音楽祭2025 オンラインオーディション
開催日: 2025/08/09
YouKeyの音楽は、デビュー当初から「感情のリアリティ」を核に持っていた。
2017年、初リリース「君にとどけ」では、ストレートな想いを真っすぐ届けるシンプルな構成と、力強い発声が印象的で、
その頃のYouKeyは、歌のパワーで聴き手の心を揺らす、純度の高いボーカリストだった。
やがて、作品ごとに表現の幅は広がり、
2019年の「ユメミタ場所へのストーリー」や「その嘘さえも」では、繊細な情景描写や感情の陰影を丁寧に織り込み、歌詞の深みと世界観構築が進化。
聴く者が“曲の中で暮らせる”ような、映像的な楽曲作りが形になり始めた。
2020年、コロナ禍での活動休止は、表面的にはブレーキだったが、
その間に彼は音楽性の再構築を進め、自らのテーマを明確化。
「無限ループから抜け出す」
この言葉は、活動再開後のYouKeyの核となり、作品全体の軸として貫かれることになる。
2025年、復帰作「Affirmation」は、そのテーマを体現した代表曲となった。
サウンドはより緻密に、ボーカルは感情の起伏を細やかにコントロールし、
以前の「力で押す」表現から、聴く者を物語へ引き込む表現へと進化。
同時に、ソロプロジェクト「ENI MUSIC」を立ち上げ、アーティストとしての自由度と責任を手に入れた。
SNSや映像表現との融合も加速し、TikTokでの拡散、YouTubeでの映像作品公開など、
音楽の枠を越えてリスナーと直接つながるスタイルを確立。
2025年には台湾市場へも進出を計画し、日本発のボーカルアーティストとしての存在感を国外へ広げようとしている。
YouKeyの進化は、単なる楽曲の成長や活動範囲の拡大にとどまらず、
「歌う理由を掘り下げ続ける進化」
初期のまっすぐな熱量に、深い物語性と国境を越える視野が加わり、
今、彼は「唯一無二の物語を持つボーカリスト」として次の章に向かっている。
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