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ゆかはゆか 「華」

ゆかはゆか さん、

予選突破おめでとうございます。

 

今回予選で歌ったのは、

オリジナル曲、「華」という曲です。

 


予選動画では

2番を歌っていらっしゃいます。

今回は、ゆかはゆかさんの魅力を

少しでもお伝えできればと思い、

歌の感想を書かせていただきたいと

思います。

 

 

もし少しでも気になっくださった方が

いらっしゃいましたら、

添付のポスト(ツイート)リンクから

お聞きいただきたいなと思います。

 

 

まず歌詞からご覧ください。

冒頭、

君の「笑顔」「涙」

枯れて「しまった」「しまわぬ」

どちらも逆の意味のフレーズが

出てくるのがお分かりでしょうか。

 

 

同じ箇所の主旋は、


きみのえがおは

G, G F G C (C) ♭B,

うつくしい

♭B, C ♭B, C D

きみのなみだは

G, G F G C C ♭B,

うつくしい

♭B, C ♭B, D ♭B,

 

かれてしまっ

G, G F G C (C)

た このせかい

♭B, ♭B, C C ♯B D

 


かれてしまわぬ

G, G F G C C, ♭B, 

ようにただ

♭B, C ♭B, D ♭B,

 


同じような旋律を繰り返してはいるが、

若干変化があるだけ?

いや、それだけではない。

ここで気づいたのは、

①「笑顔は美しい」の

「い」は「D」

「涙は美しい」の「い」は「♭B,」

②同様に

「枯れてしまったこの世界」の

「い」は「D」

「枯れてしまわぬようにただ」の

「だ」は「♭B,」

この部分の歌詞のキーワードと

最後の音階に注目したのです。

 

 

ピアノの真ん中のドを基準に

「D」は+、「♭B,」

①の笑顔はポジティブ=+

涙はネガティブ=−

※感動の涙もありますがここでは

喜怒哀楽の哀の意味とします。

②は「枯れてしまわぬように」の方が

歌詞の言葉の意味で言うと

ポジティブですが、意味は抜かし

文法のYES NOで考えてみます。

「ぬ」が否定と考えれば

「枯れてしまわぬ」が

ネガティブになります。

①②共に文末部の音階と

ポジティブネガティブが

一致すると思ったのです。

(②については強引かも)

 

意識か無意識かは分かりませんが

とても美しく素敵な変化の一つだと

思います。

 

 

では、後ろの歌詞へ移ります。

「いつかはいつかは」

「どうかどうか」

「何度も何度も」

同じワードとメロディーの重ね合わせ。

 

「いつかは」の

ポツリ寂しげな情景・気持ち

「どうか」の心からの願い

「何度も」の強い意思と

負けじと一生懸命に立つ姿

 


このような同じ言葉の繰り返しを

反復法と言うそうですが、

その情景や想い、

一生懸命咲き続ける強い姿を

反響させ聴き手の心に刻まれる。

 

ここも魅力の一つかなと。

 


他のオリジナル曲でも反復法の中の

畳語法がよく登場する印象。

 


きっとゆかさんが本が好きなことも

強く影響を受けているのでは

ないでしょうか。

 


彼女もきっとその言葉たちから

それぞれ読んだ本の情景や登場人物の

感情などが胸にたくさんたくさん

刻まれてきたのだと推察します。

 

次に歌詞の二人称について。

「この広い世界の中で

君だけはここにいて」

「咲き誇るあなたまで」

 


「君」と「あなた」

異なる二人称が歌詞にあります。

 


「君」は自分と関係性が深いとか

心の距離が近い相手に対して

使う方が多いのではないでしょうか。

 


対して「広い」&「世界」は

どちらも大きいとか遠いとか

そういったスケール感の言葉たち。

あえて「広い世界」に

近い距離感の「君」を

使うことによって、

近くにいてほしい

大事な存在であるという強い想いが

ここにこめられている。

私はそう強く感じます。

 


では、なぜ、最後も

<咲き誇る君まで>にせず、

「咲き誇るあなたまで」と

2人称を変化させたのか。

 


「あなた」は

距離感で見たら

遠いかもしれませんが

2人称の中でも丁寧な呼び方です。

 

先程、大事な存在という

キーワードを出しましたが、

今度はこの[大事]であることを

強く伝えたい。

 


動画1番割愛してますが

1番

「何度も何度も

朽ち果てそうな嵐に曝され」も

懸命に「咲き誇る花」

「咲き誇る私をみて」

2番

「肺になるまで吸い込んで」くれて

「この風が吹き続ける限り」

見てくれて

「この広い空の青さが

私の涙色になる」時

「咲き誇る私をみて」くれる

あなたが大事だから

 


そんな

とても強い想いが伝わってくる。

 


ちなみに1番2番で

「この広い空の青さが」のところが「君」と「私」で違いがあります。

 


歌声について。

「笑顔」

・それぞれ共に素直に美しいと

思っているまっすぐな気持ちが

声に出てる。

・「がお」の優しさが微笑みから

もう美しいよという感情を感じる。

・「がお」「美しい」のゆらゆら感が

笑顔を頭の中で思い出す時の

💭←という絵文字の

ふわふわな感じだったり、

笑顔で心動かされる姿の印象が良い

 

「いつかはいつかは」

「い」「つ」の発声を聴いてると

<いつまでも> (忘れないで)と

続きそうな感じなのに

ピリオドが打たれてしまうのを分かっていて

「か」「は」背中を丸める姿が浮かぶ声。

「忘れられてしまうだけの声も」の

「も」で、まるで蕾が萎むかのように

こもったような寂しい声…

 


この曲、歌声の魅力など

少しでもお届けできたでしょうか。

 


本当はまだまだ語りきれないですが、

この辺にしておきましょう。

 


この歌はぜひフル尺で聴いてほしい。

生ライブで聴いてほしいけれど

ゆかはゆかさんのYouTubeでは、

西寿菜さん

(Twitterアカウント@kkkk5107)に

ピアノを弾いていただいて

歌ったフルver.も公開されています。

他にもカバーやオリジナル動画を

いくつかアップされておりますので、

ぜひたくさん聴いて感じてほしいです。

 

もし聞いていただいた方がいましたら、

ぜひこのMudia応援レポートで

投稿したり返信欄で書いていただいても

嬉しいですし、他のSNSでも感想や

シェアをしていただけたら、

ゆかはゆかのファンとして

こんなに嬉しいことはありません。

ぜひよろしくお願いいたします。

 

ゆかはゆかさん、

私はあなたに出会えてよかったです。

初めて行った路上ライブで

オリジナル曲「棘」を聞いてから、

もう耳も目も離せません。

 

今回も頑張ってね。

 

咲き誇るあなたまで

2023/08/13

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あなたしかいません。

私がゆかさんと初めて対面したのは、

2018年6月。

初めて聴いたのはAGCアワードにも

ノミネートされていた中の一つ、

「棘」でした。

※今回金賞をいただいた曲とは別の曲です。

 


感情溢れるストレートな歌声と歌詞。

心の奥底からの叫びに心を打たれ惚れました。

 


ご自身の体験や感じたことから作られている

オリジナル曲の数々。

悔しさ寂しさ切なさ怒り喜び…

様々な複雑な繊細な感情で、

その一音一声一言に散りばめられていて、

本当に素敵な歌声です。

ゆかさんの気持ちを感じすぎて

胸が押しつぶされそうになるほど

苦しくなることもあります。

でも、歌詞や歌声が

私の心に寄り添ってくれるのも事実なんです。

ゆかさんのギター、

しらぽんちゃんの音色も、とても美しい響き。

ゆかさんの歌声とともに大好きです。

 

 

 

今回金賞をいただきました、「わたしは私」

ぜひ聴いてほしい。

いろいろあるんですが、

キリがないので2番の後半抜粋しますね。

 


『もう戻れないと何度も言い聞かせては

自分で傷ついて

もう馬鹿馬鹿しいって

何回目かわからない言葉を吐き出して』

…ゆかさんの中の葛藤、傷の大きさ、

そんな傷つく自分に対する嫌悪感、

心の叫びがここに現れていると思います。

 


『隠したい想いと隠せない言葉

無くしたい心と壊れてく願い

でも笑って ただ笑って』

…隠そうとしているけどやっぱり隠せない言葉

やっとの思いで出すかのような声・表現。

この時私は目の前で見てましたが、

ご本人は泣いていて、

私もその想いのこもった歌声とその涙に

涙が止まりませんでした。

 


『私はここで生きるから』

…ここで一気に決意ややる気、

生命力を感じさせる大きな声、

先程とは違う新たな叫びに。

 


『隠した想いはここで叫ぶから

叶わない願いを抱きしめたままで

でも笑って ただ笑って

鮮やかな雨の輝きに照らされて 見落とさないように

私が私であるために笑え

剥がれてゆく端くれは

もう気づかないフリで また笑うんだ』

…とても大きな想い。

後半の3行は本当に深い言葉だと思います。

それぞれ皆さんが感じてほしいので

あえて何も書きません。

この部分だけじゃなく、

最初から最後まで聴いて

皆さんの胸に刻んでほしいと思います。

 

 

 

他にもたくさん

オリジナル曲を出されています。

ご本人も自分で言っているように、

暗い曲とかが多いイメージを持たれている方も

いるかもしれませんが、

実は時の経過と経験から、

明るい曲も増えてきて、

楽しさも倍増しました。

虹やShining Day、ミチシルベはおすすめ。

 


そして、オリジナルはもちろん

目を向けてほしいですが、

カバーも聴いてほしいです。

YouTubeやTikTok少しずつ投稿されています。

オリジナル曲よりも甘い感じの歌声も

あったりしますよ!

でもオリジナルと共通して言えるのは、

やっぱりその感情表現の豊かさ。

歌声にもギターにもすごく現れています。

TikTokなら、

全編聴くよりも短くて聴きやすいと思うので、

ぜひ1曲だけでも!

 

 

 

突然ですが、

ゆかはゆかさんとは、

私にとって何か。

喜怒哀楽。

私の心の感情を

今一番吐き出させてくれる存在です。

そして一番元気をくれる存在。

そんなアーティストであり女性です。

私の中ではあなたに代わる存在はいないと

私は思っています。

 

 

 

今回のテーマである、

音楽を続けること。

数々の困難なことに立ち向かって、

挫折しそうになっても戻ってきて、

自分のやりたいことに向き合って歩く

ゆかさんの姿に勇気をもらっています。

 


そんなゆかさんの深いお話、

新たな一面も見えてくるのかな…

とても心待ちにしております。

 

きっと今回のお話でも

出てくると思いますが…

 

おかえりなさい。待ってたよ。

戻ってきてくれてありがとう。

いつも素敵な歌声をありがとう。

歌でも心でもまっすぐなゆかさんを

これからも応援しているよ!

2022/04/18