まず、iSPYには他を圧倒する歌唱力を持った人や、卓越したダンススキルを持った人は残念ながら今はいません。それでも私が自信をもって推薦できると思った点を書かせて頂きます。

まず一つ目は、楽曲への想いの強さです。いきなり抽象的な表現ですが、iSPYの楽曲の歌詞はメンバーである三葉みゆさんが書いています。家族以上に一緒にいて、苦楽を共にしているメンバーの歌詞はより世界観を深く理解でき、楽曲全体の説得力のようなものが増していると思います。

また、メンバー1人1人が一回は自分で歌詞を書いて自分で振付を考えそれを観客の前で披露するという経験をしています。自分で何かを創り出すという経験は、より強い想い入れができ、この経験を皆が持っているというのは他のグループにはない強みだと思います。

　二つ目は柔軟な表現（演出）力です。以前とある賞レースでは特殊な円形の舞台（客席が正面、左右にある）での出演になったのですが、他のグループは従来行っている四角の舞台でのフォーメーションをそのまま円形の舞台で披露したのに対して、iSPYは従来のフォーメーションを変化させ、円形の舞台に合ったものにし、正面だけでなく、左右の客席の観客にもしっかりとアピールを行いました。

また、時間配分上、他のグループが多くて3曲分しか披露できなかった中、1曲を編集し、短くすることで4曲のタイプの違った楽曲を披露することができました。このように出演するライブの1つ1つで柔軟に自分たちに合った最高の表現ができることもかなりの強みだと思います。

三つ目は成長力です。iSPYはアイドル経験者3人と未経験者3人からスタートしました。（現在は途中加入で経験者4人）その為、パフォーマンスが安定しない時期が続きました。しかし、本人たちの努力の結果、現在では『いいな』って思えるパフォーマンスが出来るようになってきたと思います。（偉そうにごめんなさい、でもYouTubeで初期のころと見比べると本当に成長したと思います。）

また、一部のメンバーは声優に挑戦してみたり、またあるメンバーは舞台に挑戦したりと貪欲に現在進行形で成長していく姿に強く将来性を感じます。

他にも書きたい事は有り余っていますが、審査基準に沿う形で思うところを書かせて頂きました。

長文失礼しました。

何と言ってもiSPYの魅力は楽曲の幅の広さと、歌詞に込められた想いを表現できているところだと思います。

主な楽曲の作詞はメンバーの三葉みゆさんが担当しています。近い存在の人が作詞しているので、楽曲全体の『ものがたり』をより深く理解でき、強い想いがこもったパフォーマンスができているのではないかと思います。

例えば代表曲『未来』は漢字の読みを変えると「み、くる」→「くるみ」となっており、メンバーの宮田くるみさんに向けてのメッセージが込められていたりします。他の楽曲にもそれぞれエピソードが込められているので1つ1つの楽曲がとても魅力的です。

またiSPYは2021年11月のデビューですが、7人の内3人は完全にアイドル未経験からの出発で、最初は安定してなかったパフォーマンスも徐々に良くなってきており、まだまだこれからも成長過程のグループです。なので、今からパティシエ（ファンの名称）になっても全然遅くないです(^^)

このイベントに参加することでまた良い新しい出会いがおとずれることを願って応援します。