わたしたちがっ しゃべらなければイイオンナっ ですっ!!
というわけで2021年11月結成の新しいバンドです。通称「しゃべンナ」。
リーダーでギターヴォーカルの“ひーちゃん”は、元々「ザ・ヒーナキャット」という二人組のゴシックロマンチックなガールズバンドで10年ほど活動していましたが、2020年にベーシストが脱退して一人体制となったことから、それとは別にこの新バンドをスタートさせました。
「ヒーナキャット」ではライブ中MCなしのまったく喋らない世界観に対して、こちら「しゃべンナ」ではよく喋ります。
当初よくこのバンド名にしたなあと思いましたが、初めて観た人にも対バンの人にも必ず覚えてもらえる名前なのが、実はとってもgoodだったのです。
”ひーちゃん”はギターもかなり弾ける方なのですが(なにより音が良い)、ヴォーカルとしても才能としか思えない素晴らしい歌声を持っていて、初めての人にも必ず刺さると断言できます。
ヴォーカルが良いバンドってやっぱり強いなあって思うのです。
メンバーは、
「ヒーナキャット」の盟友ともいえるバンド「exist☨trace」としても活動しているドラムの“マリー(Mally)”。
パワフルで頼りになるそのプレイは見ているだけで格好良い。
華麗なギターワークで楽曲を彩るギターの“かみじょー”。
”ひーちゃん”とのツインギターでハモリを活かしたツインリードも聴きどころ。ソロでは咲いてください。
以前“かみじょー”と同じバンドで活動していたベースの“たつき。”。
バンド内では癒しキャラだけど腕は立つたっちゃん。油断して見ていると鋭いフレーズぶっこんできます。
音楽性は「ヒーナキャット」とも共通する、歌謡曲テイストの楽曲にハードロック的な演奏といったものですが、違うのは世界観といったものはあまり強調せず、自分たちの好きな音楽をそのまま表現する、むき出しのロックバンドであるところでしょうか。
今どき珍しく、ライブでも同期音源を使用しない生の演奏です。
いわゆるガールズバンドという言葉で想像するような、きゃぴきゃぴした要素はほとんどなく(笑)、ロックの格好良さってこういうものだなあっていうステージを見せてくれます。
はっきりいって音楽のレベルはかなり高いと思っています。
特にライブ活動を始めて1年が経過したあたりから、演奏力というかバンドのまとまりやグルーヴ感といったものが格段に上がってきたように思いますね。
コロナ禍の中で結成されたバンドであるが故に、ライブも当初はオーディエンスの声も一緒に出せない中で始めました。ですが、ここにきて声出しも解禁になってから、ライブでもフロアも含めて本来の魅力が発揮されてきたところです。
いわゆる自分の推しバンドですが、もっと大勢の人に知ってもらいたい。
このオーディションをきっかけにして、もっともっと大きな舞台に進んでいってもらいたいです。
気になったらぜひ「しゃべンナ」の音楽を体験してくだい。よろしくお願いします。
2023/05/25