かわむらさんの多彩な才能を体感して欲しい
かわむらいさみさんを知ったのは私が参加している親権問題の活動に賛同し、応援してくださり、路上ライブをやってくれたのがきっかけでした。
そして一曲目から泣かされた(笑)
誰の心にも表には出していない悲しみの傷のひとつやふたつあるものだと思いますが、飾らない素直な歌詞が心地よいメロディに乗って、隠していた気持ちに気付かせてくれます。
ノリの良い速いテンポの曲も歌詞にはハッと気付かせるスパイスのようなフレーズがあったり、聴けば聴くほど、歌詞カードを読みたくなるユニークな曲ばかりです。
音楽がダウンロードして保存するものばかりに移行し、歌詞の存在価値が希薄になりつつある昨今ですが、ドライブで助手席の彼女に「このCD良いでしょ?歌詞も面白いんだぜ」って見せたくなる、そんな世界です。
20年以上前にかわむらさんのCDに出会えてたらまたいろいろ楽しい青春時代だったかな(笑)
私は今は10代の娘がいるおっさんですが、娘との親子交流での運転中はいつもかわむらさんのCDをかけています。
親として子を思う気持ち、子が親を思う気持ち、自然や故郷に感謝する気持ち、そういうものが娘にもいつか伝わったらな、、、と車でローテーションしています。
そう、娘とはわずかな面会交流という時間でしか会えないからこそ、話せない時間にも父親である私が何度も聴いている曲の良さを娘もいつか理解してくれたらなと思っています。
Re:memberという曲は日本の親権制度の改正を求めて私達別居親が周知活動をしているのを応援して作ってくれた曲ですが、かわむらさんの情熱がビシビシ伝わってきます。
何度も周知活動の場にも応援にライブを行いに来てくださってますが、いつも周りの仲間の目に涙が浮かんでいます。
大阪かに源というお店の応援ソングもあって、9月に大阪で大きな親権問題の周知活動のイベントをやったのですが、そこで大阪かに源のテーマを披露したところ、仲間が数人、リズムに合わせて踊りだし、ついには居合わせた現職国会議員や市議会議員まで踊るというカオスな瞬間を目にしました(笑)
それが元で尼崎市の子どものダンスイベントではかわむらさんが歌って、子ども達100人近くが踊り大盛況になりました。
私は用事で行けなかったのですが、それも現場で見たかった、、、
他の応援ソングで餃子の町おこしソング(38曲もあるらしい)を餃子食べ放題ライブとしてやっていますが、それもアットホームでなかなか楽しいです。
応援ソングとはいえ、全国各地の地元の歴史なども歌詞に含まれていて、実は多くを調べて作っているんだな、、、と感心させられます。
いつの間にかSpeciao gyoza bandのレポートみたいになってますが、2つのバンドを演出できるのもかわむらさんの多彩な才能の成せる技なんだろうなと思います。
餃子の町おこしイベントがコロナのため、各地で中止になり、かわむらさんのライブに行ける人や路上ライブでたまたま聴いた人にしか届かなくなってしまいましたが、このエントリーをきっかけにして、いつかもっと大きなステージで観客がが踊り、笑って、涙するのを見てみたいです。
そして、娘がいつか「パパが聴いてた歌ってこれだったんだ」なんて気付いてくれたら最高です。
2022/12/28