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OTONOVAというイベントを知り、普段音楽を掘り進めることが好きな私は隠れた才能を探すため、候補者のページをばんやりと眺めていました。
何となく目に留まった名前の彼らは「りっか」とよむらしい。
六花(Licca)は4人組のバンドで「若い子たちもこのオーディションにいるんだなあ…」と感心していたところ、なんと彼らは歌のないインストバンドとのこと。
昔から音楽は好きでしたがインストゥルメンタルバンドは「SPECIAL OTHERS」くらいしか知らなかったので、試しに聞いてみると、結構衝撃を受けました。
曲名は「-273」というらしい。イントロのギターリフの掛け合いから、すっごく耳触りが良い!
こういう音楽の表現の仕方があるんだ、歌がないけど、楽器が歌ってるんだ、この時そう確信しました。
聞き進めると、途中でドラムと他楽器の拍の取り方が違う箇所があるではありませんか。
目を閉じてじっくり聞くけど、この個所はドラムとそれ以外で何拍ずつずれているとか全く分かりませんでした(笑)。
10秒くらいそれを聞かせたのち、ぴたっとずれていたテンポが重なる箇所があり、その瞬間がなんと心地良いのでしょうか!!!こういった変拍子を多用するジャンルの音楽のことを「マスロック」というみたいですね。これは深堀せねば…
そしてサビっぽいところに来るわけなんですが、なんといきなりJpopのようなキャッチーさ!!なんというか、王道な感じというか、耳に残るコード感とメロディー…
変拍子で困惑させた後のこれは、厳しくしつけされた後にやさしくされる、飴と鞭を使いこなす先生に似てる…?そんなちょっとずれたことを思いつつ、ライブに行ってみたいなあ、と切に感じました。
もう一曲YouTubeに載っていましたのでそちらも視聴。「鉄風」という曲名でしたが、まさに鋭い風が吹いているような、そんな展開満載の曲でした。聞きごたえあり!途中の「ワンツー!」が超素敵でしたので、こちらも必聴です。
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2024/11/23