UDダンスを文化に!
手話とダンスで世界をつなぐ 北村仁さん、セミファイナル進出おめでとうございます!
UD(ユニバーサルデザイン)ダンスは、手話で歌詞を表現し、ダンスでリズムや曲のイメージを表現します。歌詞も直訳するのではなく、その歌に込められた想いや情景、時には色彩や香りなどを表現するべく作手話や振付がなされています。聴こえる聴こえないに関係なく、全ての人がエンターテイメントを楽しめる、そんな世の中を実現するのが北村仁さんが広めているUDダンスです。
私はもともと手話にもダンスにも興味がなかった人間ですが、偶然ステージで踊る仁さんを初めて目にした時に、衝撃を受けた事を今でも覚えています。その繊細かつ優美な動きで、そこにはないはずのものが存在するかのように表現される美しさ。ダンスというかもう芸術?なぜか心が動かされました。その日からずっと仁さんのファンです!
そんなステキな仁さんとUDダンスですが、魅力がもうひとつあります。
それは、UDダンスを通して誰もが表現することの楽しさを実感できる事です。手話で踊るダンスですが、障がいのある人に向けて配慮したダンスという性質のものではなく、ダンスが得意な人もそうではない人も同じ空間で楽しめます。仁さんは絶対に誰も置いてはいきません。それぞれが自分の目標設定で頑張って踊れる、できた!が増える、だから楽しい!仁さんの周りには常に笑顔が溢れています。ユニバーサルデザインと類似した言葉で「インクルーシブ」というものがありますが、まさにこのインクルーシブな世界をダンスを通して実現しているのは仁さんだけです!
ぜひ、北村仁さんにファイナルステージで踊ってもらいたいです!手話とダンスで世界をつなぐ。それは仁さんの夢でもあり、私たちファンの夢でもあるのです!
2022/01/05