初めて逢ったのが2020年2月23日の名古屋。ソロデビューの少し前でしたが、その後はコロナもあり、ソロデビューイベントが軒並み中止に。そんな状況の中でも、前向きに、諦めずに、腐らずに自分を信じて、音楽を信じて活動を続けてきた人。そして困っている人や社会を自分の音楽で少しでも救おうとしている人。

１曲目の「Re:member」控えめに言って最高でした。

初めてかわむらいさみさんの音楽を聴いた時に感じたのは、圧倒的なオリジナリティ。

どこにでもありそうで、どこにもない音楽。

餃子、パチンコ、野菜、戦争、災害、家族…様々なテーマに真剣に向き合い、真摯に誠実に、そして時にはユーモラスな表現で音を紡いでいく。音楽や人への直向な姿勢と取り組んできた時間が、音楽に深みをもたせ、聴いた者を過去に、未来に、見た事にない景色にトリップさせる。

ただ心地良いと言う音楽ではなく、哀愁を感じ、未来を想い、考えさせられる音楽。沢山の方に聴いてトリップして欲しい…控えめに言って最高。