惜しくも勝ち抜けが出来ませんでしたが、ニルフィニティの期待値は計り知れないものが有ると信じております。ここで挫ける二人ではありませんが、このまま埋もれてしまうには余りにも勿体無いバンドである事は間違いありません。

激動の音楽業界・エンタメ界を二人なら、ニルフィニティなら歩んでいけるはずです。彼女達は、その並々ならぬ精神力でこれまで歩んで来ました。次のステージへ行く準備も体力も精神力も、持っています。

審査員の皆様、どうぞ、ニルフィニティにスポットを充てて頂きたいと思います。二人なら必ず素晴らしい音楽を、これからも届けてくれるでしょう！！

ニルフィニティの面白さは、その多面性。ひとくくりでジャンル分け出来ない楽曲達のキャラの濃さが、魅力でしょう。ライブ映えするハードな曲、ポップな歌モノ、美しいバラードに、プログレ感のある世界観。

Vocal歌蘭(からん)の声楽を基礎とした歌声は、実力者そのもの。声で聴かせる以上の、魅せる声でリスナーは圧倒・納得する事でしょう。

織り成される詞の世界観も独特、真似の出来るモノではない強烈な個性だと思います。

Guiter橘 涼介の作り出す楽曲の世界観は、一体何処から生み出されるのか。その多面性は称賛に値すると感じる。とかく曲の色味が一辺倒になりがちなバンドのアルバムは、好きでなくては正直全曲を聴くには飽きて来る場合もあるが、ニルフィニティに関してはそれが無い。

音楽の好みにボーダーの無い柔軟な耳から、やがて彼のフィルターを通してニルフィニティへと注がれているのだろう。

とにかく、見た目だけで音楽性を決め付けられ、通り過ぎるには勿体ないバンドだと思います。

Mudiaを通して初めてその存在を知った方も多いと思います。この機会に是非、ニルフィニティの音楽を感じて頂けたらと思います。